ミズカマキリ

3週間ぐらい前に、近隣で捕まえていた。

腕の先から尻尾(呼吸官)の先まで、10センチちょっとぐらいの昆虫ではないだろうか。直ぐに、ミズカマキリとは分かったが、ガサガサの網によく入ってくる昆虫ではない。タイコウチなんかの方が、断然網に入ってくる。

もしかしたら、子供時代の町中の池とかの方が捕まえれたかもしれない。

因みに、ミズカマキリもタイコウチも、普通に飛ぶことが出来て、捕まえたものを持ち帰り、バケツに入れておくと、夜間に飛んでいなくなってしまうのが常である。

ミズカマキリも、ヒメミズカマキリを筆頭に数種類いるようで、本種が一番普通種である。それでも、幾つかの都道府県が、独自のレッドデータで準絶滅危惧種以上の指定をしている。

コナギ

昨年から近隣のある田んぼに、このホテイアオイを小さくしたような植物が生えていて気になっていた。花が咲いたら、写真に撮って調べてみようと思っていたが、中々、花期と当たらないでいた。

最近、その植物を見てみると、開花してるとは言えないが、青い蕾のようなものが見て取れたので、写真に撮って調べてみた。

コナギという植物であることが分かった。似た植物には、ミズアオイがあるが、大きさや花茎の長さ等が、全然違うようである。私のコナギに対する印象は、弱々しいホテイアオイみたいな感じであった。

田んぼ内の端には、田んぼによって、また地区によって、色々な植物(雑草)が生えているが、オモダカなんかは、どの田んぼでも見れるが、コナギは、そんなに見たことがない気がする。

クヌギカレハ 成虫

最近、近隣で、この大きめの蛾を見かけて写真に撮っていた。

前翅長で4センチ以上あり、大きい部類の蛾だと思う。

口先が少し尖り、斜め下に向いているところから、カレハガの仲間ではないかと予測した。似た毛色に、タケカレハがいるが、明らかにタケカレハよりは大きく、紋様も目立った特徴がなく、上の写真の蛾の方が、シンプルな気がする。

ここで、クヌギカレハという種がそっくりなのと、10月/11月に成虫が現れる秋の蛾という情報を読むと、上の写真の個体は、クヌギカレハであろうとの結論に至った。

幼虫は、毒毛を持ったとても大きいタイプで、この蛾がいた近くでも過去に目撃したことがある。そして、この幼虫は自宅庭でも見たことがあるが、いかんせん、クヌギカレハの幼虫とカレハガの幼虫の区別をしっかりとしている情報をネット上で見つける事は出来ず、過去にこのタイプの幼虫を私は、カレハガ幼虫というタイトルで、ブログでは紹介している。

因みに、上の写真の個体はメスの色合いのようである。オスは、もう少し濃い色合いで、メスよりも若干小さいようである。

水に浸かり、てっきり死んでいると思ったが、まだ生きていることが分かったので、一応救出してみた。但し、一度翅の大きく濡れた蛾で再生した蛾を見た経験はない。