ミナミホソサシガメ

ちょうど20日ぐらい前に我家の外灯下に来ていたカメムシの仲間である。

細いカメムシの仲間なのか、サシガメの仲間なのか分からなかったが、調べたところ、サシガメの仲間である事が分かった。

大きさは、もうハッキリと覚えていないが、体長18ミリぐらいだったと思う。

種名は、ミナミホソサシガメとホソサシガメで迷ったが、触角の基節の長さが頭部の長さ(正直何処から何処までが頭部か分からない)より長いのが、ミナミホソサシガメで、頭部と同じぐらいなのが、ホソサシガメとの事である。

ミナミホソサシガメは、ミナミ(南)が付くぐらいで、南西諸島にも居る。一方のホソサシガメの分布域は、おそらく南西諸島を除く本土なのかなと推測したい。

どちらも、休耕田の草の根際に居るとの記事を呼んだが、この2種を明らかな別種とするなら、進化・枝分かれの過程も想像してみたく思う。ただ、仮説に繋がりそうな多角的な情報は、ネット上には出回らない。

コヤマトンボ ヤゴ

最近、高速道路を使って車で4〜50分の距離(私の中での近隣と言う定義の中からは外れる)にある自治体の小川で捕獲した。

どうしても見つけたい淡水2枚貝があって、網で泥を多めに掬うと、色々なヤゴやタイコウチコオイムシが入ってきたが、このヤゴも、そのうちの一つであった。

タイコウチに少しお覆い被さっているヤゴがそれだが、このヤゴに抱いた私の第一印象は大きいヤゴだなというものだった。勿論、脚の長さのせいもあろうが、ヤゴとしては大きく思えた。近所の小川で、少し似た感じのコオニヤンマのヤゴがよく採れるが、コオニヤンマのヤゴよりも全然大きい。

興味を持って調べたところ、コヤマトンボという種のヤゴと分かった。調べている過程で似た種にオオヤマトンボとキイロヤマトンボが居たが、棲息環境や紋様等から、コヤマトンボのヤゴで合っていると思う。

さて、このコヤマトンボのヤゴは、近隣近所では、今のところみた記憶はない。ただ、居ないとは言えないと思うので、じっくり探して行きたいと思う。

ゴマダラシロナミシャク 成虫

もう2週間ぐらい前の事だが、近隣の低山(標高709メートル)に家族で登山に出かけた時に見かけて写真に撮っていた蛾である。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだったと思う。種名は、ゴマダラシロナミシャクだと思うのだが…。

ネット上には、山地性の蛾との紹介があったが、この蛾を私が見たのは、一合目辺りで、標高100メートル弱ぐらいのところだった。

幼虫の食草は、知られていないとの事である。