ギンモンシマメイガ  成虫

昨晩、雨がシトシト降り始める中、家の外灯下を覗いた時に、初見の蛾達が数匹止まっている事に気が付いた。

以下の蛾も、そのうちのひとつである。

名前は、ギンモンシマメイガ。写真は拡大してしまっていてイメージが湧きにくいと思われるが、大きさは、前翅長1センチにも満たない小さな蛾である。

ところで、いつものように、幼虫の食草はと調べた時に、少し変わったものを餌にしている事を知った。スズメバチ科のハチの巣を食べて育つとのことである。スズメバチ科ということになれば、スズメバチやアシナガバチの巣を食べていることになる。

我が家の庭には、アシナガバチの巣は結構あるが、スズメバチの巣どころかスズメバチが飛んでいるのも見たことがない。ただ、数日前に、初めて庭でスズメバチを目撃した。何処か近場に巣でも作ったのかと勘ぐっていた矢先である。

ところで、スズメバチと言えば、昨日、雑木林でスズメバチの攻撃を受けたのを思い出した。威嚇ではなく明らかな予告なしの攻撃であった。

何で怒りを買ってしまったのかは分からないが、突然、黒い物体が頭にぶつかってきた。とにかく1回目の攻撃で、刺すことに失敗してくれたのがラッキーだった。あとは、一目散に逃げたが、10メートルぐらいは、頭に攻撃しようと追いかけて来た。

とにかく、刺されないで済んだのがラッキーだった。

ウスムラサキクルマメイガ 成虫

昨晩、雨がシトシト降り始める中、家の外灯下を覗いてみると、初見の蛾達が数匹止まっている事に気が付いた。

この以下の蛾も、そのうちのひとつである。

名前は、ウスムラサキクルマメイガ。大きさは、開張で、25ミリぐらいであった。

幼虫の食草で一般的なのは、ジンチョウゲとの事だが、我家の敷地には、昨年植えた小苗のジンチョウゲぐらいしかない。

どこで繁殖しているんだろう。

オオキノメイガ

最近、近隣の雑木林内で見かけた蛾であり、葉裏に逃げた個体を何とか写真に撮っていた。

現場では比較的大きな蛾であるなとは感じており、シャクガの仲間であろうと思っていた。

ただ、写真を見返した時に、触角を背中に背負っている所などからツトガ科ノメイガ亜科の風貌に近い気がした。

それにしてもノメイガの仲間にしては、サイズが大きい(開張で40ミリ以上ある)ような気がしたが、逆にその大きさが種を同定する決め手となった。“大きいノメイガ“と検索したところ、直ぐにこの写真の蛾と同じ画像が多数ヒットしてきた。

さて、このオオキノメイガの幼虫の食草はと言うと、ヤナギ科のネコヤナギ、ポプラと書かれている記事が多かった。確かにポプラ並木が7,8百メートル離れたところにあるのは知っている。同時に、この蛾が居た場所の付近にポプラやネコヤナギがあったかなと記憶を辿ってみた。

その時、近くにポプラと樹形以外瓜二つのヤマナラシの大木が有るのを思い出した。そして、ポプラを食草に出来るなら、ヤマナラシも食草にしているとの記事に出会うことが出来た。

ノメイガの仲間にしては、確かに大きさが第一印象に残る蛾であった。

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2021年7月28日追記

数日前に、我家の外灯下にも来ていた。幼虫の食草のポプラやヤマナラシ……我家の近所の何処にあるんだろう?