モンキクロノメイガ  成虫

一昨日、夜に近所のコンビニに歩いて出かけた時に、看板を照らす灯りの下に居た。

写真に写っているような開張サイズで17ミリぐらいだったと思う。色は黒褐色(焦げ茶)で、紋は写真からも分かるように黄色っぽい。ただ、日中に出会った記憶が無いので、今のところ日中の環境下でどんな色合いに映るかは、正直答えられない。

このモンキクロノメイガは、普通によく目に出来る蛾らしい。

幼虫の食草が、エビヅル、ノブドウ、ヤブガラシといったようなブドウの仲間との事であるが、近隣には、ヤブガラシを筆頭に、野生のブドウ科の植物は多いと思う。

普通種であることが肯ける。

キベリハネボソノメイガ  成虫

一昨日、家の外灯下に来ていた蛾である。

同じ日に、同じ場所でキムジノメイガというサイズや色合いがとても似ている蛾に出会っていたので、これもキムジノメイガなのではと慎重に検討したが、やはり翅の外縁の角度がどうも一致しない。キムジノメイガが、翅を少し開き気味にしても、この角度にはならないとの結論に至った。

よって、この写真の蛾の名前は、キベリハネボソノメイガという事にしたい。

因みに、このようにオレンジ色が強いのは、メスで、オスの方は、もっとダークな濃い色をしているとの事である。この同じような雄雌での色合い変化は、ヒトリガ科の蛾でも当てはまる種がいる事を最近学んで来ている。

このキベリハネボソノメイガの幼虫の食草は不明との事である。

フタスジシマメイガ 成虫

昨晩、家の外灯下に来ていた。

大きさは、小さくもなく大きくもなく、体長で15ミリぐらいだったと思う。

似た種類にツマキシマメイガ等数種存在するが、この写真の個体は、フタスジシマメイガなのではと思う。ただ、根拠はと言われると、それほど用意できていないのも認めなければならない。

強いて挙げるなら、幼虫の食草が枯葉というのは、根拠の一つかなと考える。今年になって、家の外灯に集まる蛾を観察するようになったが、幼虫が枯葉を食草にしている蛾が課をまたぎ色々と飛来しているのは明らかな事実として受け止め始めていたりする。

継続した観察の為、また出会えると良いんだが……