アカシジミ 成虫

最近、近隣の雑木林では、この蝶を見かけることが出来る。

前翅長で22ミリぐらいで、シジミチョウの仲間の中では大きめの方なのではと思う。

習性として、幼虫はクヌギやコナラやカシワ等のブナ科の樹木の葉を食べて育つとの事だが、私がこの蝶を数匹見かけた雑木林も、コナラやクヌギが沢山生えている。

卵で越冬し、ちょうど今頃の5月〜6月に見れる蝶である。雌雄で色彩や形態の違いは殆どなく、翅の表側は、オレンジ・メインのカラーリングになっている。

クロクモエダシャク 成虫

我家の外灯下に飛来していた蛾で、なかなか種に行き着く事が出来ていなかった蛾がいたのだが、本日、名前が分かった気がするので投稿する事にする。

5月11日撮影

名前はクロクモエダシャク。写真の個体は、櫛髭状の触角を持っているので、雄だと分かる。

幼虫は、ヒノキやサワラを食べて育つとの事だが、我家の周りには、少し歩けば、ヒノキやサワラの林は点在している気がする。ただ、気になるのは、そうした林が我家に隣接しているというわけではなく、近くとも100メートル以上は離れている気がする。蛾の行動範囲って、どれぐらいなのだろうと、その点が気になる。

開張サイズで4センチぐらいの中大型の蛾であった。

マダラホソアシナガバエ

これも休憩中に駐車場の植栽で見つけたハエ(?)の仲間である。大きさは、6ミリぐらいだったと思う。

名前は、マダラホソアシナガバエ。ネット上に多くの方のこの昆虫の写真が存在したことからも、普通に見られる種なのだと推測する。ただ、同時に、よくもこんな小さな昆虫に注目し、写真に撮ろうとした人達がたくさん居たのかという事も知れて、嬉しくなる。

このアシナガバエの仲間は肉食性であり、自分達よりさらに小さいダニ等を捕食しているとの事である。

金属光沢があって、綺麗なハエの仲間の気はするが、一般的なハエのイメージが、この美しい色合いのアシナガバエのイメージも、私の内面で少し落としてしまっているのも否めない気がする。