アオオサムシ

出勤途中の道すがら、数メートル先のコンクリートの壁から大きめの甲虫が背中を下に、ぽとりと落ちたのが見えた。

近寄ってみると、この虫が居た。

ちょうど1年ぐらい前より、昆虫を始めとした生物の写真を撮るようになったが、この虫は出会ってみたかった虫のひとつである。

もちろん、理由は、この緑の光沢を自分の目で見たかったからである。

大きさは、体長で35ミリぐらい、しかし自ずと後脚や触角の動きも視野に入るため、もっと大きな昆虫に映る。その大きな身体が緑に輝いているのだから、単純に綺麗だなぁ〜と思う。

ネットで、このアオオサムシの事を調べていて知った事実に、飛翔できない甲虫らしい。この辺は、マイマイカブリとかも同じである。

是非とも、また出逢いたい昆虫である。

キバラモクメキリガ 幼虫

数日前に、子供達と近所の探検をした時に、日が暮れて真っ暗闇の中、ギシギシの花をかじっているこの時期にしては大きな蛾の幼虫に目が止まる。

ちょうど虫籠ならぬプラケースを持ち歩いていたので、持ち帰る事にした。

それを、先程、プラケースから取り出して、写真に撮ってみた。

頭部の後ろの黒い部分に特徴があったので、比較的直ぐにキバラモクメキリガの幼虫だと判った。

捕まえた時から茶色い印象の幼虫だったが、これは誕生の時から茶色いわけではなく、3齢までは緑色で以後茶色に変わるらしい。少し、本当なのかと疑っている自分が居るので、飼うなりして、是非とも自分の目で確かめたくも思う。頭部の後ろの黒い部分も途中から現れるとのことである。

幼虫の食草は多岐に渡っているようであるので、ここで細く列挙する事は控える。

ヒロオビウスグロアツバ 成虫

数日前に、庭掃除中に見つけた蛾である。

大きさは、凄く小さくもなく、かと言って中型という訳でもなく、体長で2センチ弱ぐらいだったと思う。

羽化直後のような雰囲気が無く植木鉢の側面に結構しっかり止まっていたので、写真を撮る時に、これ以上近づく事が出来なかった。ゆえに、正面やサイドからの写真が撮れなかった。データに残っていた写真も、これ1枚であり、沢山撮る前に逃げられた事を意味している。

この蛾も、所謂、幼虫が枯葉食の蛾であるが、我家の庭の枯葉スポット(所々にある)からは、一体、何種類の蛾達が羽化していくんであろうと思う。

枯葉って、人間達には邪魔な存在っだりするけど、小さな昆虫達には無くてはならない物の気がする。

そして、我家の周りのような井戸水で生活している地域(一応上水は来ている)では、枯れ葉の堆積を甘くみると、井戸水のミネラル成分に偏りを招いてしまう。

やっぱり、森って大切なんだよね〜。