ウラナミシジミ

本日、シトシトと小雨降る中、一人で近所の里山を散策。初めての場所であったので、未だ写真に収めていなかった昆虫を、多数写真に収めることが出来た。

まずは、こんな蝶の写真が撮れた。

この蝶は、元々は、南方系の蝶であり、暖かい季節に少しづつ生息域を広げながら北上して来るとのことである。暖かい西日本とかでは、成虫で越冬も出来るようであるが、北の寒い地域に移動して来た蝶は、冬に死んでしまうとのことである。生息域はとても広く、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリアにまで生息域が広がってるとのことである。

幼虫の食草は、広くマメ科の植物ということで、我家の近所では、差し当たって、葛辺りで産卵・発生しているものと思われる。

ベニスジヒメシャク(幼虫 成虫)

先週、仕事先で昼休みに撮った写真の中に、こんな蛾の写真が有ったのを思い出した。

すぐにシャクガの仲間とは分かるが、シャクガって亜種も含めると1000種類近く分類されてそうな勢いで、種名に辿り着けるか果てしなく自信が無かったが、どうにかなんとなく辿り着いたのが、ベニスジヒメシャクという種類であった。

幼虫の食草が、タデ科の植物で、イタドリやイヌタデやスイバ等との事であった。この蛾のいた辺りを見回すと、数十メートル離れた少し遠くにイヌタデが生えており、蛾の近くには、スイバかギシギシか分からないが、それらが沢山自生していた。

そして、そのスイバかギシギシか分からない植物の葉の裏をめくると、結構な頻度で出くわしたシャクトリムシ型の蛾の幼虫が居た。そんな中で、一番大きく育っていた幼虫の写真を以下に貼り付けておく事にする。

おそらく、上のシャクトリムシがベニスジヒメシャクの幼虫と思われる。


2019年10月14日追記

以下に、本日、近所の里山で撮ったベニスジヒメシャクの幼虫の写真を貼り付けておく。

イヌタデ

先程、我が家の庭の日陰に毎年生えてくるハナタデ(別名 ヤブタデ)の投稿をしたので、タデ繋がりで、イヌタデの投稿もしてみる事にする。

以下の写真は、先週、仕事先の隣の市町村で撮ったものだが、おそらく我家の近所でも自生しているはずである。

先程投稿したハナタデに比べると、日向に生えている……小花が密に付いている……茎が赤味を帯びている等の違った特徴が見て取れる。

さて、ネット上でこのイヌタデの事を調べていると、必ず、遠い昔の子供(女の子)の遊びであったお飯事(おままごと)の時にご飯に見立てるために使ったとの記述を多く目にする事になった。赤まんまという呼び名があったらしい。確かに、私が子供の頃に、ママゴトなる子供の遊びは存在した。私も、上級生の女子や女の子の親戚に付き合わされた思い出がいっぱいある。ただ、遊びで使うお椀の中に、このイヌタデの粒々が入っていた記憶はない。これが、時代差から来ているのか、地域の自然環境の差から来ているのかは分からないが……昔の子供の方が、自然と共存して遊ぶのが上手だった気がすると思っているのは、私だけであろうか?

ちなみに、このイヌタデの写真を撮った後に、少し車を走らせていたら、ちょっとしたイヌタデの小群落に出くわした。少し目を和ませてくれる風景だなと感じた。また、近くを通ったら、写真に収めてみようと思う。