キアシクビボソムシ Macratria japonica (Harold, 1876)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蟻に似た甲虫である。

大きさは、体長4ミリぐらいだったと思う。

こうした甲虫がアリモドキと呼ばれて存在する事を知っていたので、種名に辿り着くのは早かった。

種名は、キアシクビボソムシ。アリモドキ科には、アリモドキ亜科とクビボソムシ亜科の2亜科が存在するようだが、こちらは、クビボソムシ亜科に属し、種名には、アリモドキは付かないようである。ただ、アリモドキ科だけあって、蟻に似ているのは似ている。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、ちょっと分からなかったが、学名に、japonicaと入っているぐらいなので、日本を超えて海外にそんなに広範囲に生息はしていないとは予想出来る。

マダラチビコメツキ Aeoloderma agnatum (Candeze, 1873).

昨晩、我家の外灯下に来ていた甲虫の一つである。

大きさは、体長4ミリぐらいだったと思う。

肉眼では、甲虫の種類の見当は付けれなかったが、ファインダー越しに拡大された画像を見て、コメツキムシの仲間だと認識した。

そして、コメツキムシの仲間を当たると、マダラチビコメツキという種と判明。

幼虫が、サツマイモを食害するとの記事もあったりはした。

分布としては、ネット上の情報をまとめると、国内は、本州、四国、九州辺りであろうか。海外は、ちょっと分からなかった。

ルリヒラタゴミムシ Dicranoncus femoralis Chaudoir, 1850

先ほど、我家の外灯下に来ていた甲虫の一つである。

大きさは、体長9ミリぐらい。

ちょこまかと素早い動きだったが、なんとか、束の間の静止した瞬間に写真に撮ることが出来た。

種名は、ルリヒラタゴミムシ。

初めて見たというわけではなさそうで、今年も初夏辺りに、少し青っぽい金属光沢のある小さなゴミムシが外灯下に来ているのは知っていた。ただ、黒い光沢のあるゴミムシも、光源の当たり方によっては、青光りするのかなぐらいに半信半疑であった。

しかし、今回は、このゴミムシは、黒というよりは明らかに上翅が瑠璃色をしている気がすると思い、調べたところ、ルリヒラタゴミムシという種がいる事を知った次第である。

さて、このルリヒラタゴミムシの生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、韓国とロシア沿海州南部からの報告が上がっている。という事は、その狭間に位置する北朝鮮にも生息しているものと考えられる。