数日前に、我家の庭で見かけたコガネムシである。
大きさは、体長13ミリぐらいだったであろうか。
調べてみたところ、ナガチャコガネという種だと分かった。そして、これまでに多くのコガネムシの仲間の投稿をして来ているが、未投稿の種とも判明。
上の写真の個体は、触角の先がこじんまりしている事からも、雌と思われる。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
数日前に、我家の庭で見かけたコガネムシである。
大きさは、体長13ミリぐらいだったであろうか。
調べてみたところ、ナガチャコガネという種だと分かった。そして、これまでに多くのコガネムシの仲間の投稿をして来ているが、未投稿の種とも判明。
上の写真の個体は、触角の先がこじんまりしている事からも、雌と思われる。
最近、近隣で、この甲虫の写真を撮っていた。
大きさは、体長18ミリぐらいだったであろうか。
この甲虫との遭遇は、林縁をふと歩いている時に、クヌギかコナラの木肌を歩いているこの個体を見つけた。同時に、相手も、私を認識したらしく、逃げようと歩を速めたのが分かった。
しかし、どうしても彼(彼女)を捕まえたい理由があった。キマワリっぽく見えるこの個体は、遠目にも明らかに黒というより光沢のある色彩が見て取れていたからである。
運良く、捕獲に成功した後に、今度は写真を撮るために、明るいところに、彼(彼女)に来てもらった。そして、撮った写真が上の個体である。
写真だと、分かりづらくなってしまうのだが、胸背部は、渋い深緑で、上翅は、センチコガネのような薄らピンクや青の光沢がある。
このキマワリは何であろうと思ったのだが、胸背部に逆ハの字に見える凹凸がある事から、クロツヤキマワリという種ではないかと思っている。
今年は、近隣で、数回キマワリに出会っているが、どの場所のキマワリモも微妙に少しづつ違う風貌である。
キマワリも、奥が深いなぁ…。
先週末に、家族が山登りにお友達と行くというので、私は、一行を登山口で下ろし、下山口で拾うという完全な運転手の役を買って出た。
買って出た理由の一つは、登山口も下山口も標高は1000メートルぐらいあり、待ってる間の5時間(結局は7時間)は、自由に自然観察やイワナ釣りが楽しめるからである。登山一行もスタート地点に戻ってこないコースが取れる事を喜んでくれる。お互いの利害が一致した。
想像以上に豊かな生態系であったが、先ずはこんなのもいた。
大きさは、体長8ミリぐらい。
直ぐにゾウムシの仲間なのは分かったが、種名は、クチブトゾウムシ亜科に属するケブカトゲアシヒゲボソゾウムシである。
本種は、この一帯に沢山いた印象であるが、各種紅葉樹の葉を食べるようである。
さて、旧名のリンゴコフキゾウムシからケブカトゲアシヒゲボソゾウムシに種名が変わったとの事で、インターネット上には、リンゴコフキゾウムシの名で本種を紹介しているサイトも多いが、私は、ケブカトゲアシヒゲボソゾウムシの方が、合理的な名前で好きである。
先ず、ケブカの部分は、毛深であり、トゲアシの部分は、棘脚で、前脚腿節の内側に突起があるのである。以下に、それが見て取れる写真を貼り付けておく。ヒゲボソは、髭細で、写真を見ると、確かに微妙に細い気はする。
生息分布は、北海道から九州辺りまでであろうか。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。