エグリヅマエダシャク 成虫 秋型 Odontopera arida arida (Butler, 1878) 

最近、ここに行けば必ず何かしらの蛾に出会えるというスポットを発見した。

寒くなり、蛾の種類や数も減ってきたが、この日も、アスファルトの地面上に、息絶え絶えのこの蛾がいた。

なんとなく初めて出会う蛾の気がした。

大きさは、前翅長22ミリぐらいだったと記憶する。種名は、エグリヅマエダシャクであろうと思う。やはり初見の蛾であった。

幼虫の食草は多岐に亘り、広色性の種類のようである。春と秋の年2回発生のようである。今回、私が目にした個体は、秋生まれの蛾なのであろう。

ツマトビキエダシャク 成虫

10日ぐらい前に、近隣で見かけて写真に撮っていた。

大きさは、開帳で30ミリちょっとぐらいだったと思う。手のひらの上に乗せているので、ある程度、正確に割り出そうと思えば、割り出せるとは思う。

既に息絶えた個体だったが、種を特定するに足りる情報は残してくれていた。

種名は、ツマトビキエダシャクかと思われる。

幼虫の食草は、クワ科のクワとの事である。

ヒメマダラエダシャク 成虫 

最近、近隣でこの蛾を見かけ写真に撮っていた。

大きさは、案外小さくて、前翅長13ミリぐらい。区別が出来ないぐらい似た紋様の蛾が数種居るが、このサイズを考えると、ヒメマダラエダシャクかと思われる。

幼虫の食草は、ニシキギ科のツルウメモドキ他との事であるが。確かに、この一帯には、ツルウメモドキは生えている。