コハナグモ 雄 Diaea subdola (O. P.-Cambridge, 1885)

昨晩、我家のテラスの天井にいた。

一瞬、見逃してしまいそうな小ささだったが、なんとか脚立を使い撮影してみた。

大きさは、体長2.5ミリぐらいに思えた。

種名は、コハナグモ。

近隣では、ハナグモという種も普通に見られるが、上の写真の個体は、コハナグモだと思う。

大きさや、頭胸部に比べて腹部の小さから、雄だと思われる。

このコハナグモの生息分布は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。ただ、本州は、凄い標高の高い高地には生息していないエリアがあるようである。海外の生息分布は、韓国と台湾と中国の東部には生息しているようである。

アサヒエビグモ 雌 Philodromus subaureolus (Bösenberg & Strand, 1906)

我家のテラスの天井で、よく見かける薄緑のクモである。

遠目には、凄い手脚の長いクモに見える。

大きさは、体長5ミリぐらいじゃないであろうか。

種名は、おそらくアサヒエビグモだと思う。

このクモの生息分布は、日本全土。海外の生息分布は、朝鮮半島にはいるようである。

キンイロエビグモ Philodromus auricomus (L.Koch, 1878)

約10日前に、近隣で見かけて写真に撮っていたクモである。

大きさは、正直思い出せないのだが、写真に映る砂利の大きさと比較すると、体長10ミリはなく、せいぜい6-7ミリのクモだったと推測する。

種名は、エビグモ科のキンイロエビグモ。

このキンイロエビグモには、金色型と腹白型の2タイプがあるようだが、上の写真の個体は、腹白型らしい。この2タイプは、単に色合いの違いというわけではなく、腹部の紋様にも明らかな違いがあるように思える。

さて、このキンイロエビグモの生息分布は、国内は、本州、四国、九州。腹白型の方は、北海道にもいると書かれている方がいた。海外は、韓国からの生息報告は上がっているようである。