カメノコハムシ

最近、近隣で、このカメノコハムシの仲間を見つけ写真に撮っていた。

カメノコハムシの仲間は、これまでも数種類と出会ってきているが、どうも過去に出会った種とは違うと思った。

体長で8ミリぐらい。調べたところ、シロザ、アカザに寄生するカメノコハムシという名のカメノコハムシと分かる。

確かに、このカメノコハムシが居たのもアカザだったし、この場所(今年は耕作していない畑)には、アカザがメインで生えていた。

ここまで、アカザが優占種になっている畑も珍しいなと第一印象を抱いた畑であった。

イノコヅチカメノコハムシ

最近、近隣で見かけ、写真に撮っていた。

直ぐにカメノコハムシの仲間だと思ったが、先ず、現場で確認したのは、どの植物に居たかであった。これには理由があって、イチモンジカメノコハムシという種が近隣で普通に見られるのだが、このハムシがホストであるムラサキシキブの類に居る事はあっても、近くの別の植物を齧っているのを見た事がないのである。

この事実から、今回初めて見たカメノコハムシも、特定の植物にしか寄生できない可能性を感じ、その場で、どの植物に居たかを確認したところ、イノコヅチ(恐らくヒカゲイノコヅチ)にいた。

この事実を元に、種を調べ始めると、まさにイノコヅチカメノコハムシという種が居て、私が写した写真とも殆ど同じ容姿のカメノコハムシがいる事を知ったのである。

大きさは、体長6ミリ弱が平均サイズとの事である。(現場では、もう少し大きく感じた。)