ハラビロヘリカメムシ Homoeocerus dilatatus 2

ちょうど2週間ぐらい前に近隣で写真に撮ったカメムシの投稿をしようと思う。

別に珍しいカメムシではないので、過去にも投稿済みであるが、アップで良い写真が撮れたと思うので、再投稿してみようと思った。

大きさは、体長13ミリぐらいだったのであろうか………正直、正確なところは思い出せない。

種名は、ハラビロヘリカメムシ。腹部のひれみたいなところが、もう少し狭くて、上翅にハッキリとした点が見て取れる種に、ホシハラビロヘリカメムシという微妙に似た種もいる。

このハラビロヘリカメムシも、ホシハラビロヘリカメムシも、どちらもマメ科のクズやハギ等を好むカメムシである。

近隣では、意外と出会えるカメムシであり、出会った時の感動は、生まれない普通種である。と書きながら、ホシハラビロヘリカメムシよりは、全然出会えない印象である。

北方系のカメムシであり、今後の地球温暖化傾向の中では、生息域が狭められていくカメムシなのかもしれない。

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ Gyndes pallicornis (Dallas)2

ちょっと時間が経ってしまったが、約10日前に、我家の外灯下に現れた小さなカメムシの投稿をしてみようと思う。

昨年の5月18日にも同じ種の投稿はしているのだが、今回は、約一年前より精度が格段に上がった写真が写せたことも、再投稿の理由である。

大きさは、体長6ミリぐらいだったと思う。

種名は、ヨツボシヒョウタンナガカメムシ。

イネ科のエノコログサ等の穂を吸汁するカメムシであり、時に稲の害虫ともなりうるカメムシである。

しかし、近隣で、このカメムシが稲に影響を与えるほど、大量にいる現場は見た事はない。

オオモンシロナガカメムシ Metochus abbreviatus

先ほど、我家の庭で見かけた小さなカメムシの仲間である。

大きさは、体長8ミリちょっとぐらいだったと思う。

種名は、オオモンシロナガカメムシだと思うのだが……。

ちなみに、写真に写っている白い物体は、豚肉の脂身である。冷蔵庫で古くなってしまったものがあったので、野生動物(一番の可能性は野良猫)に持っていかれないような仕掛けにして、庭に放置したのだが、想像以上に、昆虫は寄ってこなかった。

仕掛けたのを忘れかけていた本日、気まぐれで見たらレギュラーのダンゴムシかワラジムシに混じって、このカメムシが2匹いた感じである。

明らかに、豚肉に寄って来ていた模様である。