ハナダカカメムシ Dybowskyia reticulata (Dallas, 1851)

最近、近隣で、この小さなカメムシの写真を撮っていた。

大きさは、体長で5ミリなかったと思う。

近隣では、とても小さくて白い小点が対にあるカメムシは、白点の大きさが全然違うが、マルシラホシカメムシムラサキシラホシカメムシトゲシラホシカメムシなんかがいるが、大きさは近いけど、こちらのカメムシは、ゴツゴツしている印象である。

調べてみると、ハナダカカメムシと判明。

セリ科の植物(ヤブジラミの実が成虫も幼虫も好物との事である)に寄生するカメムシのようである。

このカメムシの小ささのイメージが湧きそうな写真を選んだが、確かにこのカメムシが吸汁しているのは、セリ科のヤブジラミの実ではある。

アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi (Distant, 1883)

最近、このカメムシの写真を撮っていた。

大きさは、体長18ミリぐらいあったと思う。カメムシだと大きい部類だと思う。

名前は、アカスジキンカメムシ。他に、身近で大きいカメムシだと、キマダラカメムシクサギカメムシがいるかもしれない。

このカメムシに出会うのは初めてではなく、年に数回出会うが、いつも噂ほどグッと来ないなという印象であった。

でも、本日であった個体は、素直に大きくて綺麗だと感じた。

明るいところに連れ出して一緒に撮った写真を見ると、宝石に例えられるのが、なんとなく分かる気がした。

このカメムシの生息地は、東アジアとの事である。東アジア……使えるフレーズだと思った。

トビイロツノゼミ Machaerotypus sibiricus (Lethierry, 1876)

最近、近隣で、この昆虫を見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、体長5ミリ弱だったかな。

頭部に対になる突起が見てとれるし、“ミミズク“の仲間で検索してみようかと思ったが、私が知っているミミズクの類にしては、小さいし、他に似ている昆虫はと言うと、アワフキかなと思い、“アワフキ“で検索したところ、トビイロツノゼミというツノゼミの仲間の画像がヒットしてきた。

このトビイロツノゼミは、ツノゼミの仲間では一般的な種らしいが、まぁ、普通の人は、葉面にこの小さな昆虫がいても、気が付かないんじゃないかなと思う。また、昆虫の方も、気づいて欲しいなんて、思っていないだろう。