トビイロツノゼミ Machaerotypus sibiricus (Lethierry, 1876)

最近、近隣で、この昆虫を見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、体長5ミリ弱だったかな。

頭部に対になる突起が見てとれるし、“ミミズク“の仲間で検索してみようかと思ったが、私が知っているミミズクの類にしては、小さいし、他に似ている昆虫はと言うと、アワフキかなと思い、“アワフキ“で検索したところ、トビイロツノゼミというツノゼミの仲間の画像がヒットしてきた。

このトビイロツノゼミは、ツノゼミの仲間では一般的な種らしいが、まぁ、普通の人は、葉面にこの小さな昆虫がいても、気が付かないんじゃないかなと思う。また、昆虫の方も、気づいて欲しいなんて、思っていないだろう。

オオメカメムシ(オオメナガカメムシ) Geocoris varius

数日前に撮っていた謎の昆虫の正体が分かったので、投稿してみる。

大きさは、凄い小さかった。体長5ミリなかった気がする。

何か昆虫らしきものが見えて、取り敢えず写真でも撮っておくかとなり、数枚の写真を撮った。しかし、写真を見返すと、なんか頭部の辺りが潰れたのか歪な形に見えて、死んだ個体だとスルーしていた。

しかし、もう一度調べ返していると、オオメカメムシという小さなカメムシで、長い嘴で他の昆虫達を吸汁している写真がネット上に沢山現れた。

この知識を基に、再度写真を見ると、状況が飲み込めた。この個体は頭部が潰れて死んだ個体ではなく、ピンクの複眼の先に吸汁してる獲物の一部が写っているのだと……。

クズやハギの葉上に、よくいるとの事だが、この小さなカメムシがいる場所の側には、これからの季節はクズが繁茂するのは知っている。

ちなみに、オオメは大眼であり、確かにカメムシにしては、大きな眼をしていると思う。

ヤツデキジラミ 成虫 幼虫 Cacopsylla fatsiae

最近、近隣で、ヤツデの葉が黄葉しているのが目に留まり、気になったので、葉裏を見てみた。

すると無数の極小のセミみたいな昆虫が視界に入ってきた。

大きさは、3ミリ行くか行かないかぐらいで、とても小さい。

調べたところ、上の写真の個体は、オスであり、メスは、もうちょっと派手なオレンジ色をしているようである。

そして、幼虫も沢山いた。幼虫の写真を以下に。

脱皮したてで、抜け殻を腹部にくっ付けているんだと思う。

ヤツデの葉を変色させているのは、彼らの吸汁によるものと考えたい。