近隣のカメムシは制覇したと思っていたが、まだまだ見たことないカメムシに出会うものである。
最近、以下のカメムシに出会った。

大きさは、体長9ミリぐらい。
種名は、アオモンツノカメムシ。幼虫で越冬するカメムシで、ウコギ科の花や実に集まるようである。
確かに、このカメムシがいた場所の周りには、ウコギ科のヤツデが沢山生えていた。

Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
近隣のカメムシは制覇したと思っていたが、まだまだ見たことないカメムシに出会うものである。
最近、以下のカメムシに出会った。

大きさは、体長9ミリぐらい。
種名は、アオモンツノカメムシ。幼虫で越冬するカメムシで、ウコギ科の花や実に集まるようである。
確かに、このカメムシがいた場所の周りには、ウコギ科のヤツデが沢山生えていた。
先週末、一泊で長野県に行く機会があった。宿泊先は、標高約1500メートルに立地していた。
近隣を散策する中で、このセミを見かけて写真に撮っていた。

上の個体は、大きさは小さくて、ツクツクボウシと同じぐらいのサイズかなと感じた。
そもそも、私が育ってきた環境だと、5月にセミが見れる事自体が異変であり、日常では起こり得ない事である。自分の中でのセミと言えば、夏の風物詩である。
では、5月に早くも現れるセミを調べてみると、一般的には、標高1000メートル以上の山地で見られるエゾハルゼミという種だと分かった。ここで、重要なのは、あくまでも気温帯であり、気温が低くなる東北や北海道地方では、ある程度低所にも現れるんだと思う。
さて、この初めて見かけたエゾハルゼミという種に、自分の現在暮らしている環境で一番近い外見をしているのはヒグラシかなと思った。確かに、ヒグラシも、6月の終わりぐらいから鳴き始める時はあり、平地のセミの中では鳴き始めが早い方だと思う。ニイニイゼミ然り。また、エゾハルゼミの鳴き声を聞いたが、ヒグラシと似てなくはない気もする。ヒグラシとエゾハルゼミは、属の一つ前で、ホソヒグラシ族という同じ族に所属していることも知った。
ところで、同じような高地には、2ヶ月ぐらい遅れて、エゾゼミやコエゾゼミという種が現れるのも、昨年知った。こちらの低い気温を好むセミ達は、また別のグループに属するようである。
ちょっと、セミ達のルーツの違いが、少しづつだけど分かって来た気がする。
最後に、別の場所でも、エゾハルゼミと思われる写真を撮っていた。この個体も地表近くにいた事を考えると、ちょうどエゾハルゼミの羽化の時期なのかなとも考えたい。

最近、巨大な赤いサシガメを目撃して、一瞬何だろうと考えてしまった。
ただ、傍には普通の黒いヨコヅナサシガメが付き添っている事から、赤いのもヨコヅナサシガメなのかなとは感じていた。ただ、大きさは、赤い方は、サシガメとしては半端なく大きく、黒い通常サイズのヨコヅナサシガメより全然大きく見える。
まさに、ヨコヅナサシガメの女王みたいなイメージである。

体長で2センチは超えそうな大きさである。
写真には写ってないが、木の皮にはサシガメの抜け殻みたいのが、沢山付着している。最初発見した時には、ちょうど頭のところに抜け殻を被っていて、現場では、全部、このサシガメが吸汁した後の死骸かとも思ったが、後で調べたところ、それらは、脱皮後の抜け殻であることが分かった。
それにしても、ちょっと大き過ぎるヨコヅナサシガメだと感じたが、脱皮直後で少しブヨブヨしているからと思いたい。きっと、時間の経過と共に、黒く変化する過程で、身体も引き締まるのかなと考えたい。そじゃなかったら、ヨコヅナサシガメとしても巨大過ぎる。また、どうやって、どれぐらいの時間で、体色が黒色に変わるのかも、知りたくてしょうがない。
最後に、近隣で、ヨコヅナサシガメの存在に気が付いたのは、私は昨年からである。目下、温暖化に伴い北上を続けている昆虫である。
今回、このヨコヅナサシガメがいた木は、ハリエンジュ(ニセアカシア)であったが、他に、ヨコヅナサシガメをよく見かける木は、クヌギだろうか。どちらの木にも共通しているのは、分厚く空気も含んでそうな樹皮をまとった木で、所々、樹皮と幹の間に隙間とかが生まれやすい木である。南方の昆虫であるヨコヅナサシガメ達は、冬場は、そうした天然のダウンジャケットの中に潜り込んで、冬を凌いでいるのが窺える。
もっとペラペラの樹皮の下で越冬している昆虫達も知っているので、ヨコヅナサシガメ達の寒さへの警戒感は、寒さへの弱さの現れとも深読みしたい。数10年に一度の大寒波とかで、グッと数を減らしてしまう昆虫なのかなとも思いたい。