ヤツデキジラミ 成虫 幼虫 Cacopsylla fatsiae

最近、近隣で、ヤツデの葉が黄葉しているのが目に留まり、気になったので、葉裏を見てみた。

すると無数の極小のセミみたいな昆虫が視界に入ってきた。

大きさは、3ミリ行くか行かないかぐらいで、とても小さい。

調べたところ、上の写真の個体は、オスであり、メスは、もうちょっと派手なオレンジ色をしているようである。

そして、幼虫も沢山いた。幼虫の写真を以下に。

脱皮したてで、抜け殻を腹部にくっ付けているんだと思う。

ヤツデの葉を変色させているのは、彼らの吸汁によるものと考えたい。

アオモンツノカメムシ Elasmostethus nubilus

近隣のカメムシは制覇したと思っていたが、まだまだ見たことないカメムシに出会うものである。

最近、以下のカメムシに出会った。

大きさは、体長9ミリぐらい。

種名は、アオモンツノカメムシ。幼虫で越冬するカメムシで、ウコギ科の花や実に集まるようである。

確かに、このカメムシがいた場所の周りには、ウコギ科のヤツデが沢山生えていた。

エゾハルゼミ Terpnosia nigricosta (Motschulsky,1866) 標高1400メートル 長野県

先週末、一泊で長野県に行く機会があった。宿泊先は、標高約1500メートルに立地していた。

近隣を散策する中で、このセミを見かけて写真に撮っていた。

エゾハルゼミのオスだと思われる。

上の個体は、大きさは小さくて、ツクツクボウシと同じぐらいのサイズかなと感じた。

そもそも、私が育ってきた環境だと、5月にセミが見れる事自体が異変であり、日常では起こり得ない事である。自分の中でのセミと言えば、夏の風物詩である。

では、5月に早くも現れるセミを調べてみると、一般的には、標高1000メートル以上の山地で見られるエゾハルゼミという種だと分かった。ここで、重要なのは、あくまでも気温帯であり、気温が低くなる東北や北海道地方では、ある程度低所にも現れるんだと思う。

さて、この初めて見かけたエゾハルゼミという種に、自分の現在暮らしている環境で一番近い外見をしているのはヒグラシかなと思った。確かに、ヒグラシも、6月の終わりぐらいから鳴き始める時はあり、平地のセミの中では鳴き始めが早い方だと思う。ニイニイゼミ然り。また、エゾハルゼミの鳴き声を聞いたが、ヒグラシと似てなくはない気もする。ヒグラシとエゾハルゼミは、属の一つ前で、ホソヒグラシ族という同じ族に所属していることも知った。

ところで、同じような高地には、2ヶ月ぐらい遅れて、エゾゼミやコエゾゼミという種が現れるのも、昨年知った。こちらの低い気温を好むセミ達は、また別のグループに属するようである。

ちょっと、セミ達のルーツの違いが、少しづつだけど分かって来た気がする。

最後に、別の場所でも、エゾハルゼミと思われる写真を撮っていた。この個体も地表近くにいた事を考えると、ちょうどエゾハルゼミの羽化の時期なのかなとも考えたい。

こちらは、メスなのかと考えたいが、先の写真の個体より大きかった記憶がある。オスの方が大きく見えるらしい。