クロヘリキバガ Mesophleps albilinella (Park, 1990)

数日前に我家の外灯下に来ていた小さな蛾の一つである。

大きさは、もはや正直に思いさせないのだが、ネット上から拾えるこの蛾の平均サイズだと,体長7ミリぐらいの蛾だったらしい。小さい蛾だったんだなぁと思う。ちなみに,この蛾の左下方に映る丸い物体は、鹿沼土の小粒サイズの一粒である。

さて、種名は、クロヘリキバガらしい。

この蛾の生息分布に関しては、国内は、本州とのみ紹介しているサイトや北海道から南西諸島までと紹介しているサイトと様々だったが、この学名で海外の生息分布を当たった時に,韓国やフィリピンやタイやバングラデシュの辺りからの報告がある事を知った。

ネット上には、思いの外情報の上がっていない種だとも学んだ。幼虫の食草に関する情報も見つけられなかった。

セジロチビキバガ Agnippe syrictis (Meyrick, 1936)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長5ミリぐらいではないだろうか。

種名は、キバガ科カザリキバガ亜科に属するセジロチビキバガ。

鋭い牙ではないが、辛うじて、片側だけふっくらした牙が反り返っているのが見て取れる。

幼虫の食草は、バラ科の葉のようである。

生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布の方は、ちょっと掴めなかった。

フジフサキバガ Dichomeris oceanis (Meyrick, 1920)2nd

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

4年前の7月に投稿済みの種であるが、今回の方が断然にしっかりとした写真が撮れたと思うので、再投稿している。

大きさは、前翅長8-9ミリぐらいだったのではないだろうか。

種名は、フジフサキバガ。

幼虫の食草は、種名にも含まれているように、藤である。

生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島には生息していると思われる。