数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、前翅長6ミリぐらいだったと思う。
前方に突き出したしっかりとした触角から、コナガであろうと思ったが、コナガ特有の背中の波打った紋様が見て取れない。
調べたところ、ヒロバコナガという別種が存在する事を知り、本種は、そのヒロバコナガと思われる。
1年中見れる蛾のようで、幼虫の食草は、アブラナ科の野菜とのことである。
この蛾の生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海を経て、南西諸島まで。海外の生息分布の方は、オーストラリアの東岸とニュージーランドへの集中が見てとれたが、果たして、それらの地域では、どんなアブラナ科の植物を食べているのか気になるところである。