ホシコヤガ 成虫

最近、近隣でこの蛾の成虫を見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、前翅長で1センチあるかないか。小さい蛾であったので、撮った写真を見てからの種名特定作業になった。

写真を見る限り、ヤガ科のコヤガ亜科の蛾か、紋様的にはシャクガ科のナミシャク亜科の蛾の気がしたが、先ずは、一番臭いと思ったコヤガ亜科を当たると、比較的直ぐに、ホシコヤガという種に行き着いた。

そして、幼虫の食草が、ゴマノハグサ科のキツネノマゴと知り、なるほどと思った。この蛾がいたエリアには、時期になるとキツネノマゴの小群落があちこちに出来るのを知っていたからである。

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2021年9月9日追記

数日前にも、我家の外灯下にも来ていた。確かに、キツネノマゴは、我家の周りにも生えている。

アトキスジクルマコヤガ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長1センチぐらいの蛾である。サイズと形から、そしてこれまで獲得した知識から、ヤガ科コヤガ亜科の蛾であろうとは想像がついた。

調べたところ、種名は、アトキスジクルマコヤガ。

幼虫の食草は、ヌルデとのことである。我家の敷地内にも、近所近隣にも、ヌルデは幾らでもある。

ニセシロフコヤガ 成虫 2

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で15ミリぐらい。似た種にシロフコヤガがいるが、まさに外横線中央の白斑のところが明らかな2重線になっているのが、本種ニセシロフコヤガの特徴であると思った。

幼虫の食草は、今のところまだ知られていないとの事である。

ちなみに、年2化で、1化目は、本種のような黒っぽい色だが、2化目は、赤茶色になるようである。(同じ系統の遺伝子から生まれてきているはずなのに、どうしてそう言うことが起きるのか不思議である。昆虫の世界には多い事である。)