最近、近隣で見かけて、その見慣れない異様な姿に圧倒された植物である。
なんとなくフカフカの触感が予想出来て、実際に触ってみたところ、予想通りというか予想以上だった。
度肝を抜かれたのは大きさであり、直径で50センチぐらいあった。おそらく、もっと小さい苗なら、これまでも無意識の中で目にして来ていたのだろうが、この大きさなので、「何だろう。この植物?」と気になった次第である。
調べたところ、明治初期に観賞用に持ち込まれたヨーロッパ原産のビロードモウズイカという2年草と知った。
これからの季節に太い茎を高さ2メートルぐらいまで伸ばして黄色い花を沢山咲かせるようである。この場所には、昨年も何回か訪れているが、巨大な植物が黄色い花穂を立てている姿は記憶にはない。
夏場にどんな花姿に育つのか、今から楽しみである。(除草剤をかけられたり、草刈りがされないと良いのだが……)