キマダラオオナミシャク 成虫

昨日、近所の谷津田を散策した際に見かけて、どうしても写真に撮りたかったので持ち帰ってきた個体である。

大きさは、前翅長で2センチぐらい。シャクガの仲間であろうとは予測できたが、エダシャク亜科とナミシャク亜科を当たったところ、該当しそうなものを見つける事ができなかった。

こうなって来ると、急に冷え込んで来た昨今、「秋に現れるシャクガ」というキーワードで検索すると、それらしき種がヒットして来た。

名前は、キマダラオオナミシャク。後翅にマダラ紋様があり、とても、派手目な雰囲気の蛾であるが、私は、後翅を見る機会は持てなかったのと、私が捕まえた個体は比較的地味目な雰囲気である。

ただ、キマダラオオナミシャクであるのは間違いないと思う。

さて、幼虫の食草は、マタタビ科のサルナシとの事である。

我家の敷地始め近隣の林には、キュウイにそっくりの赤い荒毛が生えた蔦植物が、結構生えている。いつも、それらがキュウイなのか、なんなのか分からないで居た。

そこで、最近調べたところ、キュウイの原型であるサルナシという事を学んだ。ただ、サルナシは、元々、知識では知っていたし、それらの赤い荒毛の生える植物が、実を付けている現場に出くわした事があれば、即座に、サルナシかと分かっていたはずである。

そのうち、近隣でサルナシの実を見てみたいものである。

ゴマダラシロナミシャク 成虫

もう2週間ぐらい前の事だが、近隣の低山(標高709メートル)に家族で登山に出かけた時に見かけて写真に撮っていた蛾である。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだったと思う。種名は、ゴマダラシロナミシャクだと思うのだが…。

ネット上には、山地性の蛾との紹介があったが、この蛾を私が見たのは、一合目辺りで、標高100メートル弱ぐらいのところだった。

幼虫の食草は、知られていないとの事である。

ツマトビキエダシャク 成虫

10日ぐらい前に、近隣で見かけて写真に撮っていた。

大きさは、開帳で30ミリちょっとぐらいだったと思う。手のひらの上に乗せているので、ある程度、正確に割り出そうと思えば、割り出せるとは思う。

既に息絶えた個体だったが、種を特定するに足りる情報は残してくれていた。

種名は、ツマトビキエダシャクかと思われる。

幼虫の食草は、クワ科のクワとの事である。