この蛾は、最近、近隣の雑木林内で見かけた蛾である。
大きさは、前翅長で2センチはないぐらいだったと思う。名前を調べ始めたら、直ぐにウスアオエダシャクという種だと分かった。
種名にアオ(青)が付いているが、青っぽい色彩は感じられず、クリーム色の蛾である。
幼虫の食草は、ブナ科のクヌギやコナラやクリとの事であるが、見かけた雑木林には、どれも結構生えている。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
この蛾は、最近、近隣の雑木林内で見かけた蛾である。
大きさは、前翅長で2センチはないぐらいだったと思う。名前を調べ始めたら、直ぐにウスアオエダシャクという種だと分かった。
種名にアオ(青)が付いているが、青っぽい色彩は感じられず、クリーム色の蛾である。
幼虫の食草は、ブナ科のクヌギやコナラやクリとの事であるが、見かけた雑木林には、どれも結構生えている。
最近、ブログの新規投稿からご無沙汰であったが、昨日、久しぶりに昆虫の生体を見かけたので、投稿してみることにする。
見つけた場所は、近隣のスーパー内の床上であった。
生きているのか、死んでいるのかを確かめようと、少し触ってみると、弱々しく飛びたった。そして壁に止まった。
最近、少し暖かい日も増えたので、蛾が蛹から成虫になり始めての事かと思い、色合いや形状の似た蛾を当たったところ、ホソウスバフユシャクという種だろうと思うに致った。
先程、弱々しい飛び方と表現したが、以前目にしたクロスジフユエダシャクも、同じような飛び方だったのを思い出した。
名前にフユシャクと付くように、冬に成虫が現れる蛾の種類である。幼虫の食草は、各種枯葉ということであるが、クヌギやコナラの落葉と紹介している記事が多かった気がする。
ちなみに、フユシャクの仲間特有で共通で、メスは翅が無いタイプの蛾である。
近似種に、ウスバフユシャクという種がいるが、そちらが12月頃に出現してひと段落した2月辺りから、このホソウスバフユシャクは成虫になり始めるようである。
春の到来を真っ先に伝えてくれる昆虫なのかもしれない。
本日夕方、娘を連れて、近所を散歩。出発は17時というのに、辺りは真っ暗。電池を入れ替えたばかりの懐中電灯を片手に、出掛ける。
流石に子供だけあって、目が良く、直ぐに道路沿いの雑草に居る昆虫を見つけてくれる。その夕方の暗闇の中で見つけてくれた昆虫の一つが以下の写真のものである。
比較的大きめのシャクトリムシで、4センチぐらいあった。意外と簡単にヨモギエダシャクという名前が判明。
決め手は、第2服節の背側に見てとれる対になった突起である。ちなみに、写真を撮る際に、その突起の付近にある黒いゴミみたいな物を、指腹で払おうとしたが、取れはしなかった。今思えば、その黒いゴミみたいに見えてるものも、この幼虫の紋様であったと分かるのだが……
さて、このヨモギエダシャクの幼虫は、ヨモギと名前には付いているが、大抵の植物を食べる事が出来るとのことである。ゆえに、農業関係者からは、少しマークされている蛾の幼虫でもある。
ちなみに、本日この蛾の幼虫が居た草は、ヨモギだった気がするんだが……今となっては証拠が無い。
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2021年4月21日追記
昨晩、家の外灯下に、ヨモギエダシャクと思われる蛾の成虫が来ていたので、その写真を投稿してみる。
大きさは、開張で5センチぐらいではなかったであろうか。