オレクギエダシャク 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きめのシャクガである事は、直ぐに分かったが、ぱっと見、細身で少しスタイリッシュに感じる。

調べたところ、直ぐにオレクギエダシャクという種が浮上した。開張で38ミリぐらいの蛾との事だが、私の目には、もうあと1センチぐらい大きく見えた。(私の目の錯覚なのであろう。)

幼虫の食草は、ニレ、サクラ、枯葉、樹皮等がピックアップされていたが、要は、何でも食べれるという事なのであろうか。

なぜ、オレクギ(折れ釘)なのかの説明を目にしたが、いまいち実感できるまでに理解は出来なかった。

ウスアオエダシャク 成虫 2

この蛾は、最近、近隣の雑木林内で見かけた蛾である。

大きさは、前翅長で2センチはないぐらいだったと思う。名前を調べ始めたら、直ぐにウスアオエダシャクという種だと分かった。

種名にアオ(青)が付いているが、青っぽい色彩は感じられず、クリーム色の蛾である。

幼虫の食草は、ブナ科のクヌギやコナラやクリとの事であるが、見かけた雑木林には、どれも結構生えている。

ホソウスバフユシャク 成虫

最近、ブログの新規投稿からご無沙汰であったが、昨日、久しぶりに昆虫の生体を見かけたので、投稿してみることにする。

見つけた場所は、近隣のスーパー内の床上であった。

生きているのか、死んでいるのかを確かめようと、少し触ってみると、弱々しく飛びたった。そして壁に止まった。

最近、少し暖かい日も増えたので、蛾が蛹から成虫になり始めての事かと思い、色合いや形状の似た蛾を当たったところ、ホソウスバフユシャクという種だろうと思うに致った。

先程、弱々しい飛び方と表現したが、以前目にしたクロスジフユエダシャクも、同じような飛び方だったのを思い出した。

名前にフユシャクと付くように、冬に成虫が現れる蛾の種類である。幼虫の食草は、各種枯葉ということであるが、クヌギやコナラの落葉と紹介している記事が多かった気がする。

ちなみに、フユシャクの仲間特有で共通で、メスは翅が無いタイプの蛾である。

近似種に、ウスバフユシャクという種がいるが、そちらが12月頃に出現してひと段落した2月辺りから、このホソウスバフユシャクは成虫になり始めるようである。

春の到来を真っ先に伝えてくれる昆虫なのかもしれない。