昨晩、我家の外灯下に来ていた甲虫の一つである。
大きさは、体長8ミリちょっとぐらい。
種名は、ウスモンツツヒゲナガゾウムシ。
上の写真の個体のように、触角の中央に瘤があるのは、オスの特徴であり、メスは、触角の先にオスと同じように丸まりがあるだけである。
朽木や薪の中で育ち上がって来るゾウムシのようである。
国内での生息分布は、本州以南……九州まで。国外での分布は、韓国にいるのは想定内なのだが、興味深いのは、北米大陸のnew england 地方でも散見されているようである。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
昨晩、我家の外灯下に来ていた甲虫の一つである。
大きさは、体長8ミリちょっとぐらい。
種名は、ウスモンツツヒゲナガゾウムシ。
上の写真の個体のように、触角の中央に瘤があるのは、オスの特徴であり、メスは、触角の先にオスと同じように丸まりがあるだけである。
朽木や薪の中で育ち上がって来るゾウムシのようである。
国内での生息分布は、本州以南……九州まで。国外での分布は、韓国にいるのは想定内なのだが、興味深いのは、北米大陸のnew england 地方でも散見されているようである。
昨晩、我家の外灯下に来ていた昆虫の一つである。
大きさは、体長8ミリぐらい。
最初は、異様に触角の長いコガネムシなのかと、コガネムシの仲間を当たるが、該当種を見つけられないでいた。しかし、ヒゲナガゾウムシというグループがいる事を知り、調べていくと、上の写真の個体は、セマルヒゲナガゾウムシなのではと思うに至った。
このゾウムシがいた場所の関係上、カメラを鼻先の方に持っていくスペースがなく、鼻先の方が見れていないが、ゾウムシっぽいと言えばゾウムシっぽい特徴的な鼻先をしているのは、ネット上の画像から確認した。
とにかく、触角が長い気がするが、長いのはオスの特徴であり、メスは、ここまでは長くないようである。
詳しい分布域は、ちょっとネット上では掴めなかった。
先週末に、家族が山登りにお友達と行くというので、私は、一行を登山口で下ろし、下山口で拾うという完全な運転手の役を買って出た。
買って出た理由の一つは、登山口も下山口も標高は1000メートルぐらいあり、待ってる間の5時間(結局は7時間)は、自由に自然観察やイワナ釣りが楽しめるからである。登山一行もスタート地点に戻ってこないコースが取れる事を喜んでくれる。お互いの利害が一致した。
想像以上に豊かな生態系であったが、先ずはこんなのもいた。
大きさは、尾端から上の写真で曲がっていない胸部のところまでの長さで、7ミリぐらいだったと思う。
第一印象は、首の長いオトシブミだなと思ったが、角度を変えて眺めていたら、更に首の長さが目に飛び込んできた。
調べたところ、種名は、ヒゲナガオトシブミと判明。
オトシブミの仲間としては、触角は長い方なのかもしれない。
アブラチャンやコブシやイタドリ等に集まるようである。その付近にアブラチャンやコブシの存在は、パッと見て気が付かなかったが、イタドリは多い山系だった。林縁は、何処もかしこもイタドリ(平地のとは種類が違う)みたいな。
国内での分布は、北海道から九州辺りまで。
ところで、何故首が異常に長いのか気になると思うのだが、理由は、雌を獲得するための雄同士の戦いのために進化していったようである。今回、葉っぱを食べている姿を見ながら、正直、食事行為と身体構造のギャップ(ぎこちなさを)みたいなものを見てとっていたが、雌を獲得するための戦いのために進化したというのなら頷ける。
その証拠に、首が長いのはオスだけの特徴でもあるし……。