少し前に、近隣でツユクサの群落の中に、白い花が少しだけ混じっている事に気が付き、近づいて見ると、花が少し大きいけど、ツユクサの白い花にしか見えないという場面に出くわした。
それから、数日、その場所から、2キロぐらい離れているだろうか……再び、白い花のツユクサを見かけた。ただ、今度は、様子が違う。青い花の一般的なツユクサもあるが、白い花のツユクサの方が優先種となっている。
もう一枚。
一瞬、除草剤でもかけられて、死ぬ間際に花色が薄くなっているのかと勘繰ってみたが、どうも元気にしか見えない個体も多い。
個人的に、夏の炎天下が続く日に、あのビビッドな青と黄色のコントラストの小花を見つけると、私は、少しハッとさせられ、ダラダラとしたウダウダ感からキリッとした集中に舞い戻される事がある。夏の暑さの中、小粒だけどキリッと清涼感があるのが、一般的な青い花のツユクサに私が持っているイメージである。
シロバナのツユクサには、殆ど出会わないので、シロバナのツユクサに、個人的にどんな視覚的効能があるかは、まだ未知だが、取り敢えず、シロバナのツユクサが存在する事は分かった。
因みに、この一画には、青い花の一般的なツユクサもチラホラあったが、同時に、水色や薄紫の花のツユクサもチラホラあった。
そのうち、色々な花色のツユクサを少しづつもらって来て、自分の家の庭にでも植えてみようかとも思うが、果たして、家で、見て楽しめる余裕が持てるかどうか。忙しい現実が待っている。