ルリゴミムシダマシ Encyalesthus violaceipennis (Marseul, 1876) 2nd

最近、近隣雑木林で見かけて写真に撮っていた甲虫である。

大きさは、写真の親指との対比で考えると、14ミリぐらいなのかなぁと思うのだが…。

見つけた時に、「ああ、アイツだ。」との心当たりはあった。と言うのも、今年の7月7日に家の近所の雑木林で見かけたこのルリゴミムシダマシという種の投稿を既にしているからである。

では、なぜ、今回短いインターバルで再投稿しているかと言うと、その1回目の投稿の時に撮っていた写真がイマイチと感じていたのと、その1回目の投稿の中でも触れているが、夜に見た時には、ルリゴミムシダマシのルリ(瑠璃)の要素を感じることが出来なかったが、昼間には、ルリ(瑠璃)の要素を感じれるのかという疑問を検証したかったからである。

結論から言って、昼間も、瑠璃色の要素をハッキリとは感じる事は出来なかったと言わざるを得ない。

最後に、違う角度から撮ったルリゴミムシダマシの写真を……。

ルリゴミムシダマシ Derosphaerus violaceipennis

先週末の猛暑の晩に、近所の雑木林に突入して行った際に、沢山、見かけたのを覚えている。

ただ、正直なところ、キマワリやユミアシゴミムシダマシだろうと思って、しっかり写真を撮っていなかった。

かろうじて、撮っていた写真が以下であり、同時に、この写真をよく見た時に、キマワリでもユミアシゴミムシダマシでもないぞと気がついた次第である。

大きさは、15ミリぐらいだったであろうか。

前胸背板が縦に長めなのと、鼻先のヘラみたいなところが横に長いと思った。

この特徴を元に調べていくと、ルリゴミムシダマシという種にしか行き着かないのだが、正直、瑠璃色っぽくは感じなかった。何匹もの個体を見たり、昼間に見たりすれば、瑠璃色の所以に頷けるかもしれないので、また見にいくしかないと考えている。

さて、このルリゴミムシダマシの生息分布は、北海道から九州近海まで生息しているようである。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。

セスジナガキマワリ Strongylium cultellatum cultellatum 2

昨晩、我家の外灯下に来ていた昆虫の一つである。が、実際のところ、我家の外灯下のレギュラー的存在でもある。

記憶が確かなら、春にもよく現れていて、最近現れ始めたのは、今シーズン2回目の個体達かと思う。(もし、年1化の昆虫なら、春に見ているものを多種と勘違いしている可能性がある。)

大きさは、体長12ミリは行かないぐらいだと思う。

種名は、セスジナガキマワリ。

3年前にも投稿しているが、今回の方が全然ちゃんとした写真が撮れたので、再投稿である。

分布域は、本州と対馬と紹介されていた方がいたが、私もその方の情報を紹介してみた。また、海外の分布域は、ちょっと分からなかったが、Strongylium Kirby, 1819という括りで、ナガキマワリの仲間が、北中米や南米やオーストラリア東岸……他にも世界各地の熱帯から温帯地域に進出していている事は掴んだ。

最後に、このセスジナガキマワリは飛べるとの情報がある。我家の外灯下には、よく現れる昆虫なので、そのうちその真偽を自分の目で確かめれる日が来る事を願う。