シロアシクロノメイガ? 成虫 Omiodes tristrialis (Bremer, 1864)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。実際のところ、毎年、来ていると思う。

同じ昨晩来ていた以下の蛾も同種なのではと思いたい。

大きさは、前翅長12ミリ弱。写真に撮ると、うまく写らないが、肉眼だともうちょっと細いラインが浮かび上がって見えていた。

脚の白さは目立っていたので、シロアシクロノメイガ?として投稿したが、

種名の特定に100%の自信があるとは言い切れない投稿である。

一応、本種の幼虫の食草は知られていないようである。

ヒメシロノメイガ 成虫 Palpita inusitata (Butler, 1879)

最近、この蛾を見かけて写真に撮っていた。少し高いところにいたので、一瞬、春先の定番種のマエアカシノメイガにも見えたが、なんか前翅の前縁に並ぶ紋が大きいように見えていた。

なんとか確認できる位置まで降りて来て欲しいと、棒で突くと、ビックリして飛び回り始めたが、運良く写真が撮れる位置まで下がって、止まってくれた。

大きさは、マエアカスカシノメイガと間違うぐらいだから、凄い小さいわけではなかった。私の中では、開張で26ミリぐらいに記憶したつもりだったが、ネット上のこのヒメシロノメイガの平均開張サイズは、15-23ミリぐらいらしい。

さて、この蛾は、過去に2回投稿しているのを、先ほど確認したが、種の特定に役立ちそうな写真が鮮明に大きく撮れた種に関しては、どんどん再投稿してゆこうと思う。

幼虫の食草は、モクセイ科で、イボタノキやネズミモチ等と書いてあることが多いが、この蛾がいた近所には、イボタノキが結構生えてるエリアがある。

生息域は、日本……中国でも確認されているようである。

ホシオビホソノメイガ 成虫 Nomis albopedalis Motschulsky, 1861

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾であるが、とても鮮明な写真が撮れたと思うので、投稿してみる。

この蛾の投稿自体は、3回目になるのかな。

脚部の雰囲気が写る写真をもう一枚。

さて、この蛾に関しては、我家の外灯下には、まぁまぁ現れる。一目でツトガ科のノメイガ亜科(触角を背負っている)に属する蛾と分かるが、この蛾の特徴としては、胸背部辺りの毛の多さは確実であると思う。

あとは、年2化ぐらいしてそうだが、我家に現れるホシオビホソノメイガは、このノメイガ亜科の蛾の中では、サイズが大きいグループに入ると思う。実際、この写真の個体も前翅長で16-17ミリぐらいあったのを覚えている。(過去に、自然下で目撃した本種と思われる蛾の投稿をした際には、前翅長12ミリと記録している。)

あとは、幼虫の食草に関しては、アズマネザサと言われているが、笹は、案外と身近に生えているものであるので、そうした場所から発生して来ているものと思われる。

最後に、ホシオビホソノメイガの名の由来のイメージを湧かせられない自分がいる。