シロオニタケ

このキノコは、近隣の雑木林内で時々見かけるキノコである。

抜いて、傘の下が見えるように写した写真を以下に。

名前は、シロオニタケだと思う。似た種に、タマシロオニタケという種もあるようだが、一応、タマシロオニタケの柄の基部は、もっと潰れた感じでカブラ状と表現している方が多かった。上の写真は、カブラ状というよりは棍棒状であるので、私はシロオニタケと断定した。

実際のところ、ネット上の画像は、画像と種名の組み合わせがゴチャゴチャになっている写真が沢山出回っている印象を受けたが、これは、校閲がしっかりされないインターネットの世界ではよくある事である。取り敢えず、見る側が、真実をしっかり見抜く鑑識眼を持つ事が求められている時代である。

さて、キノコと言えば、食用になるのか毒キノコなのかが、興味の対象の一つになるが、このシロオニタケの多くの紹介記事を読んでると、有毒から猛毒まであり、食用にしない方が無難なキノコなのは伝わってくる。

以下に、この写真を撮ったきのこの近くに別の個体もあって、一瞬別種に思えた。ただ、育ち上がっていくと、粒々や幕も剥がれたり、流れ落ちたりして、全然印象が変わるだけで、私は、同じシロオニタケだと読んだ。

傘の下が見える写真を以下に。

カワラタケ

キノコ類の投稿は、ほとんどして来ていない気がするが、それなりに写真は溜まってきているので、時々投稿してみようと思う。

先ずは、最近撮った写真から……調べた所、カワラタケというらしい。

上の写真の個体は、黒と白のコントラストであるが、黒のところが茶色であったり、濃緑であったりと、色彩変異には富むようである。また、傘の大きさは、凄く大きなるわけでもない。

硬くて一般的に食用にはされないが、菌糸体に含まれるクレスチンという多糖類は、悪性腫瘍を抑制する効果があるらしい。