最近、近隣でこのバッタを見かけて写真に撮った。
よく見かけるバッタであるが、緑色のタイプは珍しく感じた。
種名は、クルマバッタモドキだと思う。クルマバッタもどきのオスは、体長40〜45ミリ、メスの体長は、55ミリ〜60ミリぐらいとのことである。
私が見た個体が40ミリ以上あったかなと少し不安になるが、写真から得られる形状的特徴は、クルマバッタモドキだと思う。
クルマバッタモドキの特徴は、背中にくの字上の白いラインが対称に入っているとの事である。この特徴は、ヒナバッタも持っているが、ヒナバッタは、翅の紋様が、もっとシンプルな気がする。
逆に、クルマバッタモドキの本家であるクルマバッタは、横から見た時の背の盛り上がり方等で区別が出来るらしい。
クルマバッタは、減ってきているバッタのようであるが、クルマバッタモドキの方は、開けた草地等に普通に見られ、トノサマバッタと同所的に見られることもよくあるようである。
今回は、緑色のタイプが珍しく感じて写真に撮ったが、近隣近所で普通に見かけるバッタの気がする。