先週の木曜の晩に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさと色合い的にドクガの仲間のゴマフリドクガだと思ったのか、スルーしてしまっていたが、未投稿のコケガの仲間である事が分かった。
大きさは、前翅長で13ミリぐらいだったと思う。名前は、ハガタキコケガ。牙みたいに見えるギザギザをハガタ(歯形)と形容しているものと思われる。
コケガの一種という事もあり、幼虫の食草は、地衣類(コケ)である。どこかで幼虫を見た事がないかと思い、本種の幼虫の写真を確認したが、記憶の中に心当たりは無かった。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
先週の木曜の晩に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさと色合い的にドクガの仲間のゴマフリドクガだと思ったのか、スルーしてしまっていたが、未投稿のコケガの仲間である事が分かった。
大きさは、前翅長で13ミリぐらいだったと思う。名前は、ハガタキコケガ。牙みたいに見えるギザギザをハガタ(歯形)と形容しているものと思われる。
コケガの一種という事もあり、幼虫の食草は、地衣類(コケ)である。どこかで幼虫を見た事がないかと思い、本種の幼虫の写真を確認したが、記憶の中に心当たりは無かった。
本年9月12日に我家の家の外灯下で写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿する事にする。
写真はかなりピンボケだが、この蛾の特徴は的確に捉えていると思う。
名前は、ウスグロコケガ。大きさは、前翅長で7ミリぐらいのとても小さい蛾である。
幼虫の食草は、名前が表しているように、地衣類、所謂コケである。
この手の雰囲気の小さい蛾達は、コブガの路線を当りがちだが、最近、コケガの路線もあるのかとの知る事になった。
種の特定が、少し早くなると嬉しいな。
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2021年6月3日追記
我家の外灯下で、今年の5月26日に撮っている種が本種であると思われるので、以下に写真を載せておく。
数日前に、家から200メートルぐらいの場所で目に止まった。
ちょうど今時分、辺りの至る所で見れるクワゴマダラヒトリの幼虫に似てるけど、何か違うと思い写真に撮っていたのだが、種名が分かった。
背中のラインが二筋なのと、そのラインが黄色味を帯びているので見抜けた。
名前は、アカスジシロコケガと言い、クワゴマダラヒトリと同じヒトリガ科の蛾の幼虫である。因みに、その下の下位分類は、クワゴマダラヒトリは、ヒトリガ亜科、このアカスジシロコケガは、コケガ亜科に属する。
蛾の名前は、幼虫時の色彩とか関係無しに成虫の姿の連想で名付けられていることが殆どだと思うが、成虫は、白ベースに赤というかオレンジというかのラインが絶妙に絡み、シンプルに気持ちいい美しさを持っていると感じた。
コケガと名に付いているだけあって、幼虫の食草は苔である。
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2021年8月9日追記
昨晩、我家の外灯下に、アカスジシロコケガの成虫が2匹来ていた。
出会えたかった蛾に、やっと出会えた。年2回目の個体群なのか、体長で18ミリぐらいで、心持ち小さめであった。
ちなみに、アカスジシロコケガの伊豆諸島亜種というのが居るらしく、赤筋のない真っ白の個体群らしい。
伊豆諸島(小笠原諸島は違う)には、本土と同じような生態系があり、過去に本土と陸続きの時代があった事を連想させる。おそらく温暖化が始まり、海水面が上昇し始める2万年前には、この蛾が殆ど同じ姿で居たことを意味している。そして、どうして、伊豆諸島に孤立した個体群からは、アカスジが消えたのか、背景が知りたくなってしまった。
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2021年8月10日追記
先ほど、我家の外灯下にまた来ていたが、今回の個体は黒点が一つであった。
調べたところ、黒点が一つがメスであり、二つがオスとのことである。
紋様も、オスとメスで違うようである。