ハガタキコケガ 成虫 Miltochrista calamina Butler, 1877

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったと思う。

種名は、ハガタキコケガ。

コケガと名に付くぐらいなので、幼虫の食草は地衣類。

初投稿ではないのだが、前回の投稿時よりアップで良い写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。

ところで、GBIF(地球規模生物多様性情報機構)のオープンソースを参照に、私は最近、昆虫の世界分布状況を眺めているのだが、本種の学名であるMiltochrista calamina Butler, 1877 で出てくる蛾の画像は、本種と同一には見えないのである。所謂この蛾の中央横線に当たる歯型の部分がない個体達である。

同一種の中での個体変異が地域的に起きている蛾なのであろうか。

最後に、上の写真は光源を当てて撮ったものだが、光を抑えると以下のような色合いに写る。同じ個体でも、印象は少し変わる。

ゴマダラキコケガ 成虫 Stigmatophora leacrita (Swinhoe, 1894)

最近、近隣でこの蛾を見かけ写真に撮っていた。近隣でたまに見かける蛾であり、2年前の6月3日に投稿済みの種ではある。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだったと思う。

種名は、ゴマダラキコケガ。幼虫の食草は、地衣類。

生息域は、ロシア/中国の東部から朝鮮半島を経て日本までである。

ムジホソバ? 成虫 Eilema deplana pavescens (Butler, 1877)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、体長2センチ弱ぐらいありそうで、似た系統で少し前によく出会っていたキシタホソバと比べると、明らかにひとまわり大きいと感じるサイズである。

調べたところ、一番外観が近いのは、ムジホソバかなと思った。

この細いコケガの仲間でも、私は、あまり見たことのないタイプだと思った。

あと、一応、自信はないのだが、ムジホソバの幼虫ではないかと私が考える幼虫の投稿もしている。