クロサジヨコバイ Planaphrodes nigricans (Matsumura,1912)

数日前に我家の外灯下に来ていたヨコバイの一種である。

写真が、少しピンボケだが、投稿してみようと思う。

大きさは、体長4-5ミリぐらいだったと思う。

特徴的な平たい頭部に眼が後方に付いているのが特徴的だが、種名は、ヒラタヨコバイ亜科に属するクロサジヨコバイだと思う。

クロサジヨコバイには、ハッキリとした2本の白いライン(縞)が入るものも存在して、シマサジヨコバイの別名もあるが、白い縞が入るものも、上の写真の個体のように、黒一色のものも、同一種として認識されており、正式種名は、クロサジヨコバイのようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、情報を見つけられなかった。

ホシヒメヨコバイ Limassolla multipunctata (Matsumura, 1920)

先ほど、我家の外灯下に来ていたヨコバイの一つである。

大きさは、体長3ミリぐらいであった。

見たことのないヨコバイの気がして、調べたところ、ホシヒメヨコバイという種と判明。

随分と寒い時期に活動しているヨコバイと思ったが、成虫越冬するようである。勿論、目立たないだけで、成虫で越冬している昆虫は沢山いるとは思われるが。

生息分布の方は、国内は、本州以南………九州近海を経て、沖縄本島にはいるようである。海外の生息分布の方は、ちょっと分からなかった。

ネット上で、このホシヒメヨコバイを紹介しているサイトの大抵が、今の時期の晩秋の投稿なので、この時期に人目に付きやすいヒメヨコバイなのは間違いなさそうである。

ミスジトガリヨコバイ Japananus hyalinus (Osborn, 1900)

先ほど、我家の外灯下に来ていたヨコバイの一種である。

大きさは、翅端までの全長で、5ミリぐらいだったと思う。(先ほどの事なのだが、しっかりサイズを記憶していなかった事を認める。)

そして、初めてみるヨコバイの気もした。調べたところ、ミスジトガリヨコバイという種で、モミジやカエデに集まるヨコバイとの事である。

ヨコバイの仲間達と言えば、イネ科に付くイメージを持っていたが、モミジやカエデに付くヨコバイも居るのかと新しい発見があった。そして、確かに、我家の庭には、モミジやカエデは沢山あるとも思った。

このミスジトガリヨコバイの生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。

海外の方は、少し興味深い分布で、ヨーロッパや北米やオーストラリアやニュージーランド……韓国なんかから生息報告が上がっている。このヨコバイの起源が何処であるか分からないが、日本と韓国以外は、おそらく盆栽人気で、日本とかからの園芸品種の移入で広まったんじゃないかな〜と、推理したくなる。韓国を除く以上のような国では、日本人が想像する以上に、Japanese Acerの人気は高いのを知っている。