デコボコヒロズコガ 成虫 Dasyses barbata (Christoph, 1881)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長9ミリぐらいで、この手の蛾にしては、大きい方だと思う。

ところで、壁に、この蛾が止まっている姿を、最初から確実に蛾であると認識出来たわけではない事を認める。蛾っぽくも見えるけど、何かしらの生物の糞のような物にも見えるし、どっちなんだろうと、近付いてマジマジと見てしまった自分がいる。

ただ、それが本種の狙いなのであろうとも思った。生き物には見えない姿で捕食者達の関心を逸らすための。

近付いて見てみて、やはり蛾だとは思ったが、さて、種名はと言うと、デコボコヒロズコガだと思う。

幼虫の食餌植物は、朽木とのことである。

生息分布の方は、国内は、本州以南……九州を経て南西諸島まで。海外の生息分布は、韓国と中国の香港からの生息報告が上がっている。

キンバネチビキバガ? 成虫  Sinevia temulenta (Omelko, 1998)

先週の木曜日の晩に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは正直覚えていないのだが、前翅長4ミリぐらいの蛾らしい。(前翅長4ミリぐらいの蛾にしては、写真を鮮明に写せた方だなと思う。)

種名は、キンバネチビキバガ。

ただ、ネット上に、殆ど本種の情報が出回っていないので、根本的な最初の段階で、種名が一人歩きしてしまっている可能性も視野には入れておく。

情報は殆ど出回っていなかったので、幼虫の食草も分からなかった。

生息分布の方も、分からなかったかもしれない。

フタテンチビアツバ 成虫 Neachrostia bipuncta (Sugi, 1982)

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、本当に小さかった。前翅長6ミリぐらいしかなかった。

コブガ科、コケガ科を当たったが、該当種を見つけられず、もしかしてヤガ科と思い、調べたところ、ヤガ科亜科未定(昔はシタバガ亜科に分類)のフタテンチビアツバと判明。

それにしても、小さい印象の蛾であった。

幼虫の食草は突き止められていないとの事である。

生息分布の方は、国内は、本州以南……屋久島辺りまで。自分で調べた限り、一応、日本国内でしか知られていない蛾なのかと認識した。