カクバネヒゲナガキバガ 成虫 Lecitholaxa thiodora (Meyrick, 1914) 2

この小さな蛾は、我家の外灯下で時々見かける蛾である。

大きさは、凄く小さくて、体長7ミリぐらいの蛾である。

種名は、カクバネヒゲナガキバガ。

幼虫の食草は、これまた枯葉。我家の外灯下には、枯葉育ちの蛾は多い気がする。

過去に、投稿済みの種であるが、全然寄った大きな写真が撮れたので、再投稿してみた。

この蛾の生息域に関しては、国内では本州以南。国外では、台湾や中国沿岸部辺りだと思われる。インドという情報もあった。まぁ、暖かい地域を好む蛾なのは確からしい。

他に似たような出立で、枯葉育ちの蛾としては、私が出会った事がある種としては、オビカクバネヒゲナガキバガキベリハイヒゲナガキバガがいる。

フジロアツバ 成虫 Adrapsa notigera (Butler, 1879) 2

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長で17ミリぐらいだったと思う。

窓に当たりながら、付近を飛び回っているシルエットを見る限り、最近投稿したオオシラホシアツバかなと思って眺めていたのだが、止まった瞬間に違うことが分かった。

そして、過去に一回投稿(年は変わっても大体同時期)しているフジロアツバだと、その場で分かった。

幼虫の食草は、これまた枯葉である。我家の外灯下には、枯葉生まれの蛾は多い。

上の写真で、辛うじて、オスの特徴である櫛髭状の触角が見て取れる。クルマアツバ亜科の蛾ということなので、その下唇髭の特徴(上方や後方へそり返る)が見えるようにと、サイドからの写真も一応撮ったので、以下に貼っておく。

さて、最後に、この蛾の分布を、ネット検索に学名を入れることで、試みたが、思いの外、日本以外の情報はなかった。ただ、台湾での目撃情報が上位に幾つかあったのは気になる。