ケカゲロウ  Isoscelipteron okamotonis (Nakahara, 1914)

数日前に我家の外灯下に来ていたカゲロウの一種である。

大きさは、触角を入れない長さで、14ミリぐらいだったと思う。

一目見た時に、翅幅が広くて、明らかに翅の後方の上端が湾曲している雰囲気から、初めて出会うカゲロウの気がした。

調べてみると、ケカゲロウという種と判明。

確かに、肩の辺りの産毛みたいのが目立つ。

幼虫は、シロアリを食べて育つみたいである。

生息分布の方は、本州以南……沖縄辺りまで生息しているようである。海外の生息分布に関する情報は見つけられなかった。

各都道府県が独自に指定するレッドデータでは、大阪府と高知県が、準絶滅危惧種に指定している。

ヒメカマキリモドキ  Mantispa japonica (McLachlan, 1875)

先ほど、我家の外灯下に来ていたカマキリに似た昆虫である。

大きさは、体長で12ミリぐらい。翅端までの長さで、20ミリ弱ぐらいになるであろうか。

種名は、ヒメカマキリモドキ。

雰囲気がカマキリに似ているが、アミメカゲロウ目の昆虫である。

ただ、習性はカマキリと同じで、自身の鎌を持って小昆虫を狩るようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州まで。海外は、韓国からの報告は多数上がっているようである。

千葉県が絶滅危惧I類に、埼玉県が準絶滅危惧種に指定している昆虫でもある。

クロサジヨコバイ Planaphrodes nigricans (Matsumura,1912)

数日前に我家の外灯下に来ていたヨコバイの一種である。

写真が、少しピンボケだが、投稿してみようと思う。

大きさは、体長4-5ミリぐらいだったと思う。

特徴的な平たい頭部に眼が後方に付いているのが特徴的だが、種名は、ヒラタヨコバイ亜科に属するクロサジヨコバイだと思う。

クロサジヨコバイには、ハッキリとした2本の白いライン(縞)が入るものも存在して、シマサジヨコバイの別名もあるが、白い縞が入るものも、上の写真の個体のように、黒一色のものも、同一種として認識されており、正式種名は、クロサジヨコバイのようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、情報を見つけられなかった。