ネスジシラクモヨトウ 成虫  Apamea hampsoni  (Sugi, 1963)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、案外と小さく、前翅長15ミリぐらいしかなかったと思う。

種名はと言うと、ネスジシラクモヨトウだと思われる。

ネスジシラクモヨトウのネスジが何を意味するのか、私には分からないが、上の写真の個体はネスジシラクモヨトウで合っていると思う。

2年前の5月8日にもネスジシラクモヨトウの投稿をしているが、その投稿の個体達も、上の写真の個体とは雰囲気が違うが、ネスジシラクモヨトウなんだと思う。

幼虫の好む食草は、不明とのことである。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、済州島含む韓国からの報告があるようである。

シロスジカバマルハキバガ 成虫  Promalactis suzukiella (Matsumura, 1931) 2nd

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリ行かないぐらいであったと思う。

種名は、シロスジカバマルハキバガだと思われる。

昨年の8月の暮れにも投稿しているが、今回の方が大きな写真が撮れたと思うので、再投稿している。

そっくりな種が複数種いるが、内横線が背の中央で途切れているのは、本種の特徴らしい。

幼虫の食草は、突き止められていないらしい。

生息分布の方は、国内は、本州以南、屋久島辺りまで生息しているようである。海外の生息分布は、朝鮮半島南部、台湾、中国の東岸の一部。そして興味深いのは、アメリカ合衆国の東海岸から中央の平原地帯まで、侵略的に拡がっているところであろうか。

ナミガタウスキアオシャク? 成虫 Jodis lactearia (Linnaeus, 1758)

この蛾は、我家の外灯下には現れる方である。

大きさは、前翅長10ミリ弱ぐらい。

10日ぐらい前から現れて、昨晩は沢山来ていた気がする。

この蛾の特徴として、私は、翅の広げ方があると思う。閉じ気味に止まる個体が凄く多い気がする。あとは、ピッタリ同時期に、同じ風貌で乳白色の個体も見かけるが、こちらの乳白色の個体達も、ナミガタウスキアオシャクなんだと思う。

似た種に、ヒメウスアオシャクやナミスジコアオシャクという蛾がいるらしいが、とりあえず、現在の私の知識と知見では、上の写真の個体は、ナミガタウスキアオシャクという事にしておく。

幼虫の食草は、シデやクヌギやコナラや、結構、幅広く食べれるようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、ヨーロッパに広く濃く分布しており、動物地理学的な旧北区に分布している蛾のようである。