キンバネチビキバガ? 成虫  Sinevia temulenta (Omelko, 1998)

先週の木曜日の晩に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは正直覚えていないのだが、前翅長4ミリぐらいの蛾らしい。(前翅長4ミリぐらいの蛾にしては、写真を鮮明に写せた方だなと思う。)

種名は、キンバネチビキバガ。

ただ、ネット上に、殆ど本種の情報が出回っていないので、根本的な最初の段階で、種名が一人歩きしてしまっている可能性も視野には入れておく。

情報は殆ど出回っていなかったので、幼虫の食草も分からなかった。

生息分布の方も、分からなかったかもしれない。

ツマキホソハマキモドキ 成虫 Lepidotarphius perornatellus (Walker, 1864)

数日前に我家の外灯下で見かけて写真に撮っていた蛾である。

大きさは、前翅長で8ミリぐらいの蛾であった。

派手な出立ちで、直ぐに種名に辿り着くと思ったが、難航する事になった。というのも、よく見ると、この蛾が何科に属する蛾なのか分からなくなってしまうのである。ツトガ科ツトガ亜科の蛾にしては派手過ぎる。キバガ科の蛾としては牙が無い。触角も細いし、他のマイナーな科の蛾にしては大き過ぎる。

そうこうしているうちに、とうとう、ホソハマキモドキガ科という科に、この蛾を見つけたのである。

種名は、ツマキホソハマキモドキ。

幼虫の食草は、ショウブ科の菖蒲等との事である。

生息分布の方は、国内は、本州以南……対馬含む九州まで。海外の方は、韓国、中国の東岸の一部、あとは、北米の一部とヨーロッパの一部から生息報告が上がっているのが分かった。

この蛾は昼行性という事も有り、夜に蛾の観察をしている方達のサイトには、漏れやすい種なのかなとの傾向も感じた。今回、夜の我家の外灯下に、この蛾が現れてくれたのは、ラッキーだったかもしれない。

ホソハマキモドキガ科……あんまり馴染みのない科であったかもしれない。

シロマダラメイガ 成虫 Euzopherodes oberleae Roesler, 1973

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

直ぐにツトガ科のマダラメイガ亜科の蛾であろうと思ったが、この亜科の蛾達は、この手の細長い系統の蛾達の中では大き目なのが多い。ゆえに、この蛾も、前翅長で10ミリぐらいあった。

種名は、シロマダラメイガではないかなと思う。

幼虫の食草は、ちょっと調べても出て来なかった。

生息分布の方も、同じく、ちょっと調べただけでは分からなかった。海外の生息分布を調べていたところ、日本からの生息報告のみ知られているとの情報を読んだ。