イナズマヨコバイ Maiestas dorsalis (Motschulsky, 1859)

昨晩、我家の外灯下に来ていたヨコバイの一つである。

もちろん,肉眼では紋様を認識出来ない大きさだったが、撮った写真を確認したところ,初めて見るヨコバイの気がした。

大きさは、体長4ミリぐらい。

種名は、イナズマヨコバイだと思われる。

ただ、イナズマヨコバイの情報は思いの外少ない。名前が似ているオオイナズマヨコバイやイナズマヒメヨコバイという種も存在し,どちらかと言うと、それらの情報の方が多かったような気もした。

このイナズマヨコバイは、刈られた稲の株下に産卵するらしく、卵で越冬するとのことである。そして、イネ萎縮病のウイルスを媒介する事が知られている。

さて、生息分布の方は、国内は、本州以南,南西諸島辺りまでいるのではないだろうか。海外の生息分布の方は、韓国、中国東部、東南アジアからインドまで、またオーストリアも北部まで、稲作をしていそうな地域には生息してそうな勢いである。

フジフサキバガ Dichomeris oceanis (Meyrick, 1920)2nd

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

4年前の7月に投稿済みの種であるが、今回の方が断然にしっかりとした写真が撮れたと思うので、再投稿している。

大きさは、前翅長8-9ミリぐらいだったのではないだろうか。

種名は、フジフサキバガ。

幼虫の食草は、種名にも含まれているように、藤である。

生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島には生息していると思われる。

ネムスガ Homadaula anisocentra (Meyrick, 1922)

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリぐらいだった。

種名は、ネムスガ科のネムスガだと思う。

幼虫の食草は、種名にも含まれている通り,ネムことネムノキ。

生息分布の方は、国内は、本州、四国,九州。海外の生息分布は、韓国からの報告があるようである。そして、面白い事実は、アメリカ合衆国の東海岸から中央平原にかけて広範囲に生息しているという事である。果たして、アメリカ合衆国の拡がりは、移入の結果なのであろうか?