ホシホウジャク 成虫 幼虫

昨日、午後に30分程度、近所の里山を散策。目的は、昆虫や植物の写真を撮る事だったが、日増しに気温が低くなる中、昆虫達の活性は低い。中々見つからない。

そんな中、スズメガの仲間が、茶の木の花に吸蜜に来ていたので、スマホで写真を撮ってみた。当然、ピンボケではあるが、種を特定するには、十分な写真が撮れたと思う。

この紋様から、ホシホウジャクという名の蛾であることが分かる。

幼虫の食草は、ヘクソカヅラとの事であるが、我家の庭を始め、ヘクソカヅラは、近隣の至る所で見かける。今度は、ホシホウジャクの幼虫と出会える事を期待しておく。

因みに、殆どの人は、ホウジャクの意味が分からないと思う。ホウジャクを漢字で書くと、蜂雀。これなら、イメージが湧いてくるのではと思う。

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2021年8月5日追記

最近近隣で、ホシホウジャクの幼虫を見つけ写真に撮っていた。幼虫が食べていたのは、ヘクソカズラの蕾であった。

ヨモギエダシャク 幼虫 成虫

本日夕方、娘を連れて、近所を散歩。出発は17時というのに、辺りは真っ暗。電池を入れ替えたばかりの懐中電灯を片手に、出掛ける。

流石に子供だけあって、目が良く、直ぐに道路沿いの雑草に居る昆虫を見つけてくれる。その夕方の暗闇の中で見つけてくれた昆虫の一つが以下の写真のものである。

比較的大きめのシャクトリムシで、4センチぐらいあった。意外と簡単にヨモギエダシャクという名前が判明。

決め手は、第2服節の背側に見てとれる対になった突起である。ちなみに、写真を撮る際に、その突起の付近にある黒いゴミみたいな物を、指腹で払おうとしたが、取れはしなかった。今思えば、その黒いゴミみたいに見えてるものも、この幼虫の紋様であったと分かるのだが……

さて、このヨモギエダシャクの幼虫は、ヨモギと名前には付いているが、大抵の植物を食べる事が出来るとのことである。ゆえに、農業関係者からは、少しマークされている蛾の幼虫でもある。

ちなみに、本日この蛾の幼虫が居た草は、ヨモギだった気がするんだが……今となっては証拠が無い。

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2021年4月21日追記

昨晩、家の外灯下に、ヨモギエダシャクと思われる蛾の成虫が来ていたので、その写真を投稿してみる。

大きさは、開張で5センチぐらいではなかったであろうか。

 

シロツトガ(成虫)(つくば市中部)

9月の前半、仕事先で昼休みに、ウォーキングがてらに草むらを歩いていると、あちらこちらから、シロオビノメイガが飛び立つのを目撃していた。その中に、同サイズの違う種類の蛾が数種類混じっている事には気が付いていた。

そんな小さな蛾の(大?)発生の中で、シロオビノメイガに次いで、次に数が多く感じていたのは、以下の写真の蛾であった。

シロツトガだと思う。かなり似た種類に、マエキツトガという若干前足が明らかに褐色をした蛾も居るが、シロツトガだと思う理由は、このシロツトガの幼虫の一般的な生態に根拠がある。

シロツトガの幼虫は、水辺に生えるガマ類の茎に産卵された後、茎の中を食害する形で成長するとのことである。

この蛾が沢山いる辺りから15〜30メートル離れたところには、護岸された池が有り、確かにガマの類が生えている。

こういった種の断定や警察の初動捜査では、よく知られた事実や先入観にとらわれすぎると、本質を見失う危険性も重々あるが、今回のシロツトガの生息場所とガマの存在は、繋がりが有ると思いたい。

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2021年5月29日追記

上の写真を撮った同じ場所で、数日前に、同じ種の蛾の写真を撮ったと思うので、投稿してみる。

こうなると、上の写真も、シロツトガであっているのかな。