チャイロキリガ 幼虫 Orthosia odiosa (Butler, 1878)

10日ほど前に、近隣で見かけた蛾の幼虫である。

竹の棒で頭上のクヌギやコナラの木をバサバサしたら、降ってきた感じである。

既に丸々と太って、40ミリぐらいはありそうだった。

種名は割り出すのに手こずったが、チャイロキリガの幼虫である。

この日、同じ木からは、似た雰囲気のニトベエダシャクの幼虫が沢山降ってきたが、虫に関心のない普通の人の鑑識眼だと、おそらく一緒に片付けてしまう可能性がある。流石に、4年ぐらい昆虫を観察していると、何か違うと気が付ける勘(感覚)が養われているので、この1匹は、違うとスルーしなかった。

ちなみに、以下に、同時に降ってきたニトベエダシャクの幼虫をアップロードしてみる。

ニトベエダシャクの幼虫

さて、チャイロキリガの幼虫の食草は、バラ科やカキノキ科やブナ科の樹木の葉である。上の個体が落ちてきた木も、コナラの木であった。

さて、このチャイロキリガの生息分布は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外は、朝鮮半島とロシア沿海州南部にはいるようである。

ウスイロカザリバ 成虫 Cosmopterix victor (Stringer, 1930)

1週間ほど前に、我家の外灯下で見かけた蛾の一つである。

大きさは、体長7ミリぐらいだったと思う。

種名は、ウスイロカザリバだと思うのだが……。

幼虫の食草は、イネのササ類やメダケ等のようである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、ちょっと調べたが、辿り着けなかった。

キベリハネボソノメイガ 雌雄の違い Circobotys aurealis (Leech, 1889)

数日前に、我家の外灯下に、キベリハネボソノメイガの違う特徴を持った2タイプが来ていたので、紹介しようと思う。そして、違う特徴は、雌雄の違いのようである。

先ずは、メスの写真を以下に。

続いて、オスの写真を以下に。

違う角度からの写真をもう一枚。

以上のような感じで、色が濃いのがオスで、色が薄いのがメスと言われている。

雌雄ともに、前翅長17ミリ前後の蛾の印象がある。

幼虫の食草は、未知とも、タケ類とも言われている。

5月6月頃に現れる蛾とのことだが、確かに過去の私の投稿(2020年6月9日投稿……2022年5月20日投稿)を振り返ると、5月と6月に当てはまっている。少し似た雰囲気のキムジノメイガは、夏以降にも現れている気がするので、本当にこのキベリハネボソノメイガが夏以降に出現していないかを、今後観察してゆきたい。

このキベリハネボソノメイガの生息分布は、国内は、本州以南……九州近海の対馬や屋久島辺りまでである。海外の生息分布は、韓国と台湾から、生息報告が多数上がっているようである。