ツマトビキエダシャク 成虫 Bizia aexaria (Walker, 1860)2

最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。

大きさは、前翅長で22ミリぐらいあった。ゆえに、大きめの蛾だなと感じたのが、現場での感想だった。

種名を調べたところ、ツマトビキエダシャクという種だと分かった。そして、過去の投稿を確認すると、既に投稿済みであった。

しかし、明らかに、過去の投稿の同種は小さいサイズである。年2化である事は知られているが、今回の今シーズン1回目の羽化の個体と比べると、秋に現れる2回目の羽化の個体は、そんなにもサイズに差が出るということなのであろうか?

ちなみに、幼虫の食草は、クワ科のクワを筆頭に、案外、色々な樹木の葉を食べれるようである。

ホソフタオビヒゲナガ 成虫 Nemophora trimetrella (Stringer, 1930)1

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で1センチないぐらいである。

マダラガ科に、確かこんな感じの(キスジホソマダラ)いたよなと思い出し、マダラガ科を当たるが、脚の太さや触角の太さが、マダラガ科とは違うということにも気が付いた。

すると、意外と触角が長いよなという点にも偶然辿り着けた。

そして、ヒゲナガガ科を当たると、ホソフタオビヒゲナガという種だと判明。

幼虫の食草に関しては、簡単にはネット上では、出て来なかった。

ネジロキノカワガ 成虫 Negritothripa hampsoni (Wileman, 1911) 1

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長1センチ行かないぐらい。

肉眼で見つけた時から、見たことの無いコブガだと、少し興奮したのを認める。

ただ、写真で確認した段階になって、脚の毛深さが気になった。このサイズのコブガで、こんなに脚が毛深い奴はいたかみたいに……。

しかし、居たのである。コブガ科コブガ亜科のネジロキノカワガ。

まさか、ネジロキノカワガって、こんなに小さかったのかと驚くことになった。というのも、図鑑とかでは、キノカワガとの並びで、紹介されているケースがあり、キノカワガと同サイズの蛾だと思い込んでいた。

さて、幼虫の食草は、ブナ科のクヌギやコナラとの事である。我家の庭には、どちらも植わっていないし、それらが生えてそうな雑木林までは、50メートルぐらいある。ただ、庭には、ブナ科のピンオークが一本大きくなりつつあるのを思い出した。ピンオークが大きくなるに連れてか、今年は、なんか、ブナ科育ちの蛾たちが、多く来ているような気がする。

現段階では、思い込みの域を出ないが……。