三日前に、我家の外灯下に来ているところを写した写真である。
腹部の色は、以下のような色合い。
この写真から得られる特徴を見る限り、近隣で見られるキハラゴマダラヒトリと同じように見える。所謂、キハラゴマダラヒトリなのかなと思う。
ただ、昨日、キハラゴマダラヒトリと思いたいのだが、お腹の色合いが、もう少し濃くて、前脚の色合いは、赤っぽく見える特徴を持つゴマダラヒトリに出会い、写真に撮った。このゴマダラヒトリは、次の投稿で紹介するつもりである。
目下、そいつが何者なのかを思案・模索中である。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
三日前に、我家の外灯下に来ているところを写した写真である。
腹部の色は、以下のような色合い。
この写真から得られる特徴を見る限り、近隣で見られるキハラゴマダラヒトリと同じように見える。所謂、キハラゴマダラヒトリなのかなと思う。
ただ、昨日、キハラゴマダラヒトリと思いたいのだが、お腹の色合いが、もう少し濃くて、前脚の色合いは、赤っぽく見える特徴を持つゴマダラヒトリに出会い、写真に撮った。このゴマダラヒトリは、次の投稿で紹介するつもりである。
目下、そいつが何者なのかを思案・模索中である。
この蛾は、近隣近所で見た蛾ではないが、敢えて、近隣近所(標高5〜25メートル)の身近な蛾達の比較の意味合いも込めて投稿してみようと思う。
最初に、この蛾が目に入った時に、その大きさ(前翅長2センチ弱)と色合いからイラガの仲間(例えば、クロシタアオイラガやヒロヘリアオイラガ)に似ているなと感じた。
こんな高山にも、イラガの仲間がいるのかなと思いながら調べたところ、ヤガ科ケンモンヤガ亜科のニッコウアオケンモンという種と分かった。
幼虫の食草は、シソ科のニガクサやクロバナヒキオコシらしい。どちらの植物も、現在の私は知らない。
さて、このニッコウアオケンモンも、山地性の蛾というだけであって、氷河時代の陸続きの土地が多かった時代には、一世を風靡していた予感がする。それを証明するかの如くに、ロシアの極東、台湾、もしかしたらヒマラヤ・チベットにも生息している蛾である。
あんまり出会えない人気種みたいである。
類似種にスギタニアオケンモンという種がいるが、こちらは普通種であり、2種がどういう進化の過程を経て枝分かれしたのか、興味が湧く。
ちょうど10日前の晩に、家の外灯下に来ていた蛾の名前が分かったので、投稿する事にする。
名前は、ハスオビエダシャク。年1回、3月から4月に発生する蛾である。
幼虫の食草は、ブナ科、カバノキ科、ヤマグルマ科、ミズキ科、ツバキ科、トチノキ科………要は、結構何でもオッケーということだね。
大きさの方は、開張サイズで4〜5センチ弱ぐらいの蛾である。私が見たものも、4センチちょっとぐらいだったと思い出す。
上の写真の個体は、触角がクシ髭状なので、雄ということも分かる。