キボシアシナガバチ

昨日の帰宅後の寸暇を見つけての夕暮れの庭掃除中、前々から発見していて気になっていた蜂の巣と蜂の写真を撮ってみた。

蜂の巣の育房のキャップの色が黄色いのは、キボシアシナガバチかヤマトアシナガバチの2種のどちらかという事なので、この蜂も、そのどちらかなのであろうけど、正直、私には断定出来ない。2種とも外見的形態が、思いの外似ている。

ある方のウェブサイトで、巣の形状が、ヤマトアシナガバチの方は、巣柄が巣の中心にきて、キボシアシナガバチの方は、巣の端の方にあるという記事を読んだ。1枚目の写真を見ると、巣柄は、巣の片側にあり、そこを起点に巣が大きく片方だけに伸びていってるように見えるんだけど…。

この辺りから、この蜂は、取り敢えず、キボシアシナガバチという事にしておく。今回の巣がどの様に成長していくか等、今後、観察していきたいと思う。

因みに、今回の巣は、地上、1、5メートルぐらいの高さの樹木の中に、作られていたけど、そこから2メートルも離れていない地際には、コアシナガバチが巣を作成中だったりする。

2種とも、これから咲くであろう庭のヤブガラシの花の蜜を吸ったりするのであろうけど、2種は争いをしないのだろうかとか、新たな好奇心が生まれてきた。

とにかく、2種とも、女王蜂は、巣作りに集中していて、威嚇も刺して来る気配はない。ただ、蜂が本気で刺そうと思ったら、一瞬で刺されるからね。どんな時期に、どんな役割の蜂が攻撃(威嚇)して来るのか、時間が有れば、少し観察してみようかな。

オオアオゾウムシ

昨日、帰宅後に子供から夕食の支度が出来たと声をかけられるまで、夕暮れの中、少し庭掃除をした。

掃除の合間に、昆虫の写真を何枚か撮ることが出来たが、そのうちの1枚がこの昆虫。最初に、地面の上に見つけた時、正直カメムシだと思った。でも、よく見ると、ゾウムシ……?

直ぐに名前を調べると、オオアオゾウムシという名前が判明。しかし、オオ(大)と名前に付いてる割には、私が見つけた個体は、大きい印象は無い。ゾウムシの成虫って、成長するのかな?

幼虫は、植物の根全般を食べ、成虫は、ヤナギ類やミズナラやタデの葉っぱを食べるらしい。なんか我家の庭に、それらしい植物有ったかな?無い気がする。

今度は、もう少し明るく晴れた時間帯に発見して、もう少し大きな個体の写真が撮りたいなと思い、今回発見したオオアオゾウムシを庭に放した。

ヒメジャノメ(成虫・幼虫)

昨日、帰宅後に子供から夕食の支度が出来たと声をかけられるまで、夕暮れの中、少し庭掃除をした。

掃除の合間に、昆虫の写真を何枚か撮ることが出来たが、そのうちの1枚がこの蝶。雑木林にクワガタとか採りに行くと、よく見かける種類の蝶。

正式名称を調べたら、タテハチョウ科のヒメジャノメという名前であると分かった。ちょっと似ていて紛らわしい蝶は、コジャノメという種類。

類別の決め手は、後翅(下の方の羽)に有る大きな目玉紋様の上の小さな目玉紋様が3個なのが本種、ヒメジャノメ。同じ場所の小さな目玉紋様が4個なのが、コジャノメということである。

コジャノメの方が暗い林を好み、本種ヒメジャノメの方が、少し明るい林を好むと書いてある記事もあった。

幼虫の食草は、ススキ、イネ、チジミザサ、ヒメスゲ、カサスゲとからしい。庭には、チジミザサは生えているけど、このヒメジャノメの猫顔の幼虫を見かけた事は無い気がする。

以下は、2019年7月28日追記


先日、庭の草むしりの最中に、少し特徴のある頭部をした幼虫を発見。直ぐに、ヒメジャノメの幼虫だろうと想像が付く。幼虫が食べていた草は、イネ科のエノコログサ。

幼虫がいた辺りのエノコログサは、1ヶ月前には、まだ芽生えていたかも定かではないし、裸地に近い状態だったので、エノコログサの発芽後に卵が産み付けられ、幼虫が育ち始めたものと推測できる。そして、私の住む関東だと、少なくとも年2回は発生している裏付けにもなると思われる。

本当に、耳に見える突起も有るし、目の様な点も有るし、猫顔と表現出来そうな愛着の持てるイモムシに思える。