チョウセンカマキリ

ちょうど一週間ぐらい前のこと。近所の里山を散歩中に、枯れたササの枝に、カマキリのものと思われる卵を発見。

上が、その場で写真に収めたものだが、ピンボケが酷すぎた。(卵の方は、来年我家でで孵化することを期待して持って帰ってきており、庭の植木鉢に刺しているので、日を改めて鮮明な写真を撮ってみようと思っている。)

さて、この長く縦に線というか溝が走っている卵塊は、カマキリのものであれば、チョウセンカマキリなのではとの薄っすらとした知識が有ったが、家で、この写真の卵塊を照合したところ、やはりチョウセンカマキリの卵のようである。

近所に住むカマキリ達としては、既に我家の庭レベルでも、オオカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの3種が居るが、近隣にはチョウセンカマキリも居ることが、これで分かった。

この卵塊が庭で来年孵化してくれれば、我家の庭にも、4種目のカマキリが現れる事になるのかと思う。些細な来年への楽しみがひとつ出来た気がする。

シロダモ

約1ヶ月ほど前に、近所の里山を散策中に写真に撮っていた植物の名前が分かったので、投稿することにする。

個人的に常緑樹には、そてほど詳しく無いので、種が分かるまで時間がかかったが、シロダモだと思う。

雌雄異株の木で、この写真の個体は実が出来ているので、雌株かと思われる。そして、このシロダモの実は、赤く熟すまでに2年かかるらしい。ということは、1年目は緑のままなのかなとも思う。ちなみに、この写真を撮った日より2週間ぐらい後に、同じ場所に行った時には、どの実も、完全に赤く熟していた。

次にシロダモの雄株と思われる写真を載せておく。

茶色い実みたいに見えるものが蕾で有り、もう少ししたら弾けて中から黄色い花が現れるとの事である。

大きく育つと15メートルぐらいになるとの事である。

またひとつ身近な樹木の名前を覚えれたことが、この上なく嬉しい。

マダラカマドウマ

数日前に、夜に近所の歩道を懐中電灯を片手に歩いていた時に、ふと足下を照らす灯の中に飛び込んで来た昆虫が居た。

何かと思い目を凝らすと、カマドウマであった。

そこで、カマドウマを検索してみて分かったのは、日本直翅類学会編『バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑』(2006年)の中では、日本のカマドウマ科は3亜科7748亜種が分布するとの事である。

そして、紛らわしい種類になると、外見的な判断だけでは種は断定できないとの事である。ゆえに、この写真の昆虫も、外見上の紋様から、マダラカマドウマが妥当なのではという事ぐらいなのである。

ちなみに、カマドウマの食性は雑食性であり、有機物なんでも餌にするとの事である。写真から分かるように、脚に鋭い棘のようなものが見えるが、私が知る限り、バッタの仲間で、生きて暴れる昆虫等を餌にする種類は、大概同じような役割の鋭い棘みたいなものを備えている種類が多いような気がする。