数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
4年前の7月に投稿済みの種であるが、今回の方が断然にしっかりとした写真が撮れたと思うので、再投稿している。
大きさは、前翅長8-9ミリぐらいだったのではないだろうか。
種名は、フジフサキバガ。
幼虫の食草は、種名にも含まれているように、藤である。
生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島には生息していると思われる。
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数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
4年前の7月に投稿済みの種であるが、今回の方が断然にしっかりとした写真が撮れたと思うので、再投稿している。
大きさは、前翅長8-9ミリぐらいだったのではないだろうか。
種名は、フジフサキバガ。
幼虫の食草は、種名にも含まれているように、藤である。
生息分布は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島には生息していると思われる。
先週末、野暮用で千葉県袖ヶ浦市近辺で時間を潰す必要性があった。
久しぶりに、運河でハゼ釣りでもしながらのんびりと時間を過ごしてみようと思い,ジャリメを購入して、いざ実釣。
この時期にしては、大きめに成長しているマハぜが結構釣れたが、1匹だけいわゆるダボハゼが釣れて来た。
果たして、種名は?
大きさは、6センチぐらい。(この種の最大サイズぐらいらしい。)
調べてみたところ,ツマグロスジハゼというらしい。
元々は、スジハゼとして親しまれていたが、その後、どうも外見が少しづつ違うということで、スジハゼA、スジハゼB、スジハゼCとして区別されていた時代もあったらしい。そして、その3種が、2013年に,スジハゼBが、スジハゼAcentrogobiusvirgatulus (Jordan and Snyder, 1901)、スジハゼCが、モヨウハゼAcentrogobiuspflaumii (Bleeker, 1853)、スジハゼAが、本種ツマグロスジハゼAcentrogobius sp. A にといった具合に、和名が振り分けられたようである。
違いとしては、鰭の紋様等の細かい点があるが、体側にある数本の縞の雰囲気で、自分は見分けれると思った。体側の縞が4本で、一番腹側の縞が太く,顔の方に2本の縞模様がハッキリ見て取れるのも,本種ツマグロスジハゼの特徴のような気がする。
さて、生息分布は、その3種共に、比較的南方系なのは掴めるのだが、その中でも本種ツマグロスジハゼが一番,暖かい水温を好んでいるように、ネット上の情報からは読み取れた。地球温暖化で、目下日本を北上中の種なのかもしれない。
一応,高知県と徳島県が、準絶滅危惧種に指定しているようである。
最近,近隣で見かけて写真に撮った蛾である。
大きさは、前翅長25ミリぐらい。
羽化から日が経つのか鱗粉や綿毛が殆どなくなり劣化が激しいが、辛うじて木目(杢)のようなものが見える。
この情報にプラスして、上翅の後端の背側に向けての切れ込み度や頭部の雰囲気等から、シャチホコガの仲間の気がしたので、シャチホコガの仲間を当たると,シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科に属するモクメシャチホコという蛾がヒットして来た。
羽化したての状態だと、もっとハッキリと翅の全面に渡って木目紋様が見え,胸部背面側や脚部も,モコモコの毛で覆われているはずである。
ちなみに、似た種に少し大きいオオモクメシャチホコという種がいるらしいが、本種モクメシャチホコの翅脈は写真でも分かるようにハッキリと橙色をしているが、オオモクメシャチホコの翅脈は、翅の表面色と同化して目立たないようである。
両種とも,幼虫の食草はヤナギの類である。上の写真の個体がいた付近には、西洋ヤナギ(ポプラ)が生えている場所がある。
本種モクメシャチホコの生息分布の方は、北海道と本州。海外の生息分布は、朝鮮半島。他には、樺太やロシア沿海州に、ロシアの内陸部でも確認されているようである。
一方の,オオモクメシャチホコの方は、国内は、北海道から九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島に中国の東部では確認されているようである。