ツマグロツツカッコウムシ Tenerus hilleri

昨晩、我家の外灯下に来ていた昆虫の一つである。

大きさは、体長9ミリぐらいであったであろうか。

そもそも、この昆虫は、何科に属する昆虫なんだろうと、全く予想が立てれずに調べ始めたが、カッコウムシ科ホシカムシ亜科に属するツマグロツツカッコウムシと判明。

体長の個体差が大きい種との情報があったが、私が我家で昨晩目にした個体は、それなりの体長があり、観察はし易かったと思う。

他の昆虫を食べる肉食性の昆虫のようである。

国内の生息分布は、本州以南……九州(奄美大島辺り)まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかったが、Tenerus Laporte, 1836という近縁と思われる種が、オーストラリア東岸やアフリカ大陸南部の内陸部といった動物地理学的にエチオピア区やオセアニア区に、目撃情報が集中していたことに興味を引かれた。

クロスジホソサジヨコバイ Sophonia orientalis (Matsumura, 1912)

先週末、我家の外灯下に来ていたヨコバイの一種である。

大きさは、体長6ミリぐらいだったと思う。

随分と、不思議な顔付きの昆虫だと思いながら、ネットで画像を照合していくと、割と直ぐにクロスジホソサジヨコバイという種に行き着いた。

しかし、この時点で気が付いた。右側の黒い小点を眼だと思い調べていたが、頭部は、上の写真だと左側かと。

そして、思った。急所攻撃を回避するための戦略かと。この仮説は、まんざらハズレではないらしく、よく見ると、偽眼の斜め後方に、手脚に見える紋様まであるのが分かる。他の昆虫で、こうした危険回避戦略を取ってるものでパッと思い付くのは、雑木林内で出会うアカシジミウラナミアカシジミがある。時々、どちらが頭部か分からない錯覚に、私も陥らされてしまうことがあったりする。触角を動かすような動きに惑わされて、捕食者達から翅先の方を攻撃されても、その蝶は、痛くも痒くもなく逃避するチャンスは作れる可能性がある。

さて、このクロスジホソサジヨコバイの生息分布は、国内は、本州以南……南西諸島まで。海外は、 GBIFのデータマップを眺めると面白く、台湾、ハワイ、ポリネシアの島、北米大陸東西沿岸部、ヨーロッパ西部沿岸部、カナリー諸島。何かしらの人の移動と共に、この昆虫も拡がったものと思われる。

一応、学名には、orientalis (東洋)が含まれている。元々は、何処の辺りが起源の昆虫なのであろうか。

ヒメセダカカスミカメ Charagochilus angusticollis (Linnavuori,1961)

最近、我家の外灯下に来ている極小のカメムシの仲間である。

最初は、極小のハエの仲間なのかと思っていたが、よく見るとカメムシっぽくも見えるし、カメムシの仲間を当たっていると、ヒメセダカカスミカメとい該当種を見出せた。

大きさは、体長3-4ミリ。

カナムグラやカラムシの類に集まるとの紹介を、ネット上で読んだ。

尾端のフラットさが、特徴のカスミカメである。

生息分布は、日本、韓国、近接アジア諸国の一部といったところであろうか。