アトボシハマキ 成虫 雄 Choristoneura longicellana (Walsingham, 1900) 2

2年前の今時分にも投稿済みの種であるが、より特徴を捉えた大きめの写真が撮れたので、再投稿しようと思う。

大きさは、前翅長11ミリぐらい。ハマキガ亜科の蛾としては、大きめの部類に入ると思う。

さて、この蛾の特徴として挙げる点は、種名の由来になっていそうなアトボシと、上翅前縁側が少し捲れているところである。アトボシに関しては、おそらく上翅後縁基部に隆起のある粒みたいなものが見て取れると思うが、ここは、もう少し遠目で離れて見ると、黒い点の集まりのように見えるのである。

ただ以上の二つの特徴は、雄の特徴であり、雌はまた違った特徴を見出さなければ種の特定が出来ないのが、ハマキガによくあることである。

幼虫の食草は、紅葉樹多岐に渡る樹木の葉である。

この蛾の世界分布をGBIFのオープンソースで眺めると、ヨーロッパは、かなり北極圏に近い辺りから、また興味深いのは新北区である北米大陸からも大量の目撃報告が寄せられているのである。

この蛾の拡がり方と、かなり寒い地域にもいるという事実が、興味をそそる蛾である。

ハガタキコケガ 成虫 Miltochrista calamina Butler, 1877

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったと思う。

種名は、ハガタキコケガ。

コケガと名に付くぐらいなので、幼虫の食草は地衣類。

初投稿ではないのだが、前回の投稿時よりアップで良い写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。

ところで、GBIF(地球規模生物多様性情報機構)のオープンソースを参照に、私は最近、昆虫の世界分布状況を眺めているのだが、本種の学名であるMiltochrista calamina Butler, 1877 で出てくる蛾の画像は、本種と同一には見えないのである。所謂この蛾の中央横線に当たる歯型の部分がない個体達である。

同一種の中での個体変異が地域的に起きている蛾なのであろうか。

最後に、上の写真は光源を当てて撮ったものだが、光を抑えると以下のような色合いに写る。同じ個体でも、印象は少し変わる。

コウスクリイロヒメハマキ? 成虫 Celypha cornigera (Oku, 1968)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長7ミリぐらいだったのではないだろうか。

種名は、コウスクリイロヒメハマキとしたいのだが、そうは問屋が降ろしてくれるものだろうか。

この蛾の投稿をしながら、少し前に、コクリオビクロヒメハマキという投稿をしている事に気が付いた。どちらの写真も、微妙に似ているのである。

確かに、私がコクリオビクロヒメハマキとして投稿したものよりは色合いが薄いが、他の方が投稿しているコウスクリイロヒメハマキ達は、もっと色合いが薄いものが多い気がしなくもない。

我家に来るこの手のヒメハマキ達を要観察して行こうと思う。