ナミガタエダシャク 成虫 Heterarmia charon charon (Butler, 1878) 3rd

今、ちょうどナミガタエダシャクが旬を迎えている。

我家の外灯下にも、毎晩訪れているし、近隣の自然下でも見かける。

そして、蛾や昆虫を意識的に観察し始めて4年ぐらいになるが、このナミガタエダシャクは見間違えようがない蛾だと分かって来た。過去にも2回投稿している。

理由は、紋様の色合いパターンに変化があっても、コウモリが左右に翅を広げたみたいな黒いラインが有れば、このナミガタエダシャクと思って間違いないと確信できるようになって来た。

昨晩、我家に現れたナミガタエダシャクのうちの1匹

以下には、数日前に近隣で見かけた個体の写真を…。

数日前に、我家の外灯下に来ていた個体の写真を以下に。

以下に、もう一枚。

どれも、大きさは、前翅長20ミリをちょっと超えるぐらいである。

種名は、ナミガタエダシャク。

名前が似ている種に、オオバナミガタエダシャクという種がいるが、このオオバナミガタエダシャクは、ウスバミスジエダシャクという種とかなり似ていて、本種ナミガタエダシャクとの区別は簡単である。(逆に、オオバナミガタエダシャクとウスバミスジエダシャクの区別は、一筋縄では行かないと、私には感じられる。)

ナミガタエダシャクの幼虫は、広食性で多くの樹木の葉が食べれるようである。

ナミガタエダシャクの生息分布は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島とロシア沿海州南部には生息している模様。

追伸 この蛾の雌雄の見分け方が、まだよく掴んでいないが、腹部の先が翅の後端より飛び出している個体が多い気がする。この飛び出しの有無と、触角の形状等tより、少しづつ掴んで行きたいと思っている。

トビイロシマメイガ 成虫 Hypsopygia regina (Butler, 1879) 2nd

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で8-9ミリだったであろうか。

この止まり方だと、種を特定するのに自信がなくなるが、この蛾は以下のような止まり方もしてくれるのである。

こうなって来ると、上の写真の蛾は、トビイロシマメイガと分かる。

幼虫の食草は、針葉樹の葉やスズメバチ科の巣とかの情報を読んだ。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島辺りまで。海外の生息分布は、朝鮮半島を経てロシア沿海州南部まで生息している模様。

一応、3年前の6月の前半に投稿済みの種ではあるが、その時の写真の酷すぎること。ゆえに、再投稿してみた。

ハラクロコモリグモ 雄? Lycosa coelestis (L. Koch 1878)

先ほど、我家の庭で見かけたクモである。

大きさは、この手の蜘蛛にしては大きく、体長12ミリぐらいはあった。

種名は、ハラグロコモリグモだと思うのだが………。

胸背部の紋様がクッキリしているのが雄のようである。

さて、このハラグロコモリグモの生息分布は、国内は、本州以南、九州まで。海外の生息分布は、済州島含む韓国南部、台湾、中国の一部で目撃されているようである。