ブドウトリバ 成虫 Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

2年前の9月15日にも投稿済みの種であるが、今回の方がしっかりした写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。

大きさは、開張15ミリぐらい。この手のトリバガの仲間にしては、大きい方だと感じる。

種名は、ブドウトリバ。

幼虫の食草は、ブドウ科の植物との事である。取り敢えず、我家の周りを眺めて、ブドウ科の植物を探すと、ヤブガラシであろうか。あとは、種子から育てた外国産のヤマブドウの類が、無造作に生えているかもしれない。あとは、少し離れた隣家の壁に、ナツヅタが這っている。

最後に、このブドウトリバの生息分布はと言うと、国内は、本州以南……九州近海を経て、おそらく南西諸島まで。海外の生息分布はと言うと、この蛾の学名が、Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)というぐらいで、日本から発信されている事が分かるが、この辺も原因なのか、ちょっと掴む事ができなかった。

スエヒロタケ Schizophyllum commune Fr.

秋の深まりの中、昆虫を筆頭とした小生物の活動を目にする機会も減ったことから、ちょっと視点を変えて、雑木林をキノコを探す目的で歩いてみた。

そして、小ぶりながら、こんなにふかふかのキノコを発見。

裏から見ると、こんな感じ。

調べたところ、名前は、スエヒロタケ。

幾つかの亜種に分かれるとは思われるが、ほぼ世界中に拡がっていると言っても良いキノコのようである。ここで、キノコ一般の世界分布を眺めていて、気が付いて来たことに、乾燥地帯には、キノコは、あまり進出しないということである。例えば、アフリカ北部や中近東等である。また、アラスカやシベリアやグリーンランドと言った地域からも、生息報告が上がって来ていない気がする。この辺の理由は、今のところ、私には掴めていない。

ところで、このスエヒロタケというキノコからは、ジゾフィランという抗悪性腫瘍剤が作られているとのことである。主に、筋肉注射をする形で、癌治療に使われるとのことである。

よく、キノコは癌に効くとの噂を聞くが、根拠の無いない事ではないと思えてきた。

ヒラタケ? Pleurotus ostreatus
(Jacq.:Fr.) P.Kumm.

秋の深まりの中、昆虫を筆頭とした小生物の活動を目にする機会も減ったことから、ちょっと視点を変えて、雑木林をキノコを探す目的で歩いてみた。

毎年、森で、このキノコを見かける度に、「たまに、農産物直売所とかで見たことある奴に似てるよな。美味しそう!」と思っていた。

今回、ちゃんとキノコの種名を調べてみることにした。

近くには、少し大きくなった同一種と思われるキノコもあった。

場所は、少し離れたが、これも同じキノコに思われる。

ではでは、何というキノコなのであろうと調べたところ、ヒラタケが臭いなと思っている。

ヒラタケの個人的感想と言えば、旨味が強くて美味しいキノコというのがある。種菌が売られてて、栽培している人から貰う時もあるし、過去に、クワガタの幼虫飼育の菌糸瓶から生えてきたこのキノコを食したところ、本当に旨味が濃くて美味だなと感じた事がある。

また、時々、農産物直売所やスーパーなんかで、一枚目の写真のような幼体が、何ちゃらシメジみたいな名で流通しているのを見る。ただ、現在、シメジの名でスーパーで見るキノコ(ブナシメジ)は、このキノコとは別のキノコで、傘に少しひび割れがあって、傘と柄の繋がり部分も、真っ直ぐのキノコである。ヒラタケの方は、傘と柄の繋がりの接地部分が大きめで、横から見ると漏斗状に見えるキノコである。

最後に、このヒラタケの生息分布の方は、まさに世界中に拡がっている感じがする。ただ、もちろんキノコだけあって、アフリカ北部や中近東他の乾燥地帯には、基本的にないようである。

ただ、この分布で気になったのは、ヨーロッパのほぼ全域で確認されるこのキノコが、極東や北米大陸の高緯度地帯では、確認されていないのである。これを考えると、北極圏をショートカットして拡がったというよりは、人の動きみたいなものと付随して世界中に広がって行ったのかなと思いたくなる。