少し前に、夜の庭のパトロール中に、芝の上に居る蛾の成虫を発見。写真に収める。以下が、その写真。
この蛾の幼虫が好む食草樹は、クヌギとの事である。我家の庭には、クヌギは生えていない。我家から一番近いクヌギの木や雑木林までは、100メートルぐらいは離れているのではと思う。逆に考えると、この蛾の行動範囲は、100メートル以上はあるという風にも考えられる。
ちなみに、このコシロシタバは、2019年度の環境省のレッドデータ・リストでは、準絶滅危惧種として、リストアップされている。各都道府県が、独自に調査作成している近年のレッドデータ・リストでは、比較的近隣の県の状況を調べてみると、お隣の栃木県や千葉県で、準絶滅危惧種に、群馬県で絶滅危惧Ⅰ類、宮城県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
幼虫がどんな姿なのかを調べるために、ネットで検索するも、中々、幼虫の画像がヒットしない。これは、それほど、人の目に触れる事が少ないという事に結び付けて良いものなのか、どうなのか、真相は如何に。