クロモンキノメイガ 成虫 Udea testacea (Butler, 1879) 2nd

最近、この蛾の写真を撮っていた。

秋と春先に、よく見かける蛾である。過去にも、投稿済みの種であるが、今回撮った写真の方が紋様の特徴が分かりやすいと思ったので、再投稿している。

大きさは、前翅長で8ミリぐらい。

種名は、クロモンキノメイガ。

この蛾の特徴としては、小さめのノメイガであり、後翅が見えない形で、細めなシルエットで静止するタイプかもしれない。

幼虫の食草は、多岐にわたっていて、野菜類も食べるため、害虫と捉えられている一面もあるようである。最初の方で、秋と春先に目立つ蛾であるとの感想を書いたが、どうしても、緑が減ってくる秋から冬の間に幼虫期間があると、冬野菜や、冬に元気な植物が狙われてしまうのかなとも推測する。

この蛾の生息分布は、国内は、北海道から九州近海を経て、沖縄本島付近までの幾つかの島嶼までで確認されているようである。何となく、寒い地方の蛾を連想してしまい、海外の生息分布も、その傾向で眺めそうになったが、日本以外では、台湾からの生息報告が多数上がっているようである。

スジモンヒトリ 成虫 2化目? 3化目? Spilarctia seriatopunctata seriatopunctata (Motschulsky, [1861]).

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長2センチちょっとぐらいであったであろうか。

背側の上の方に一本の黒筋が見えるので、初めて「セスジヒトリ発見!」となりそうだったが、騙されないというか、目の付け所が肥えて来ていた。

前翅の前縁の上の方に、前縁に沿う形で、黒い筋紋様が見て取れる。ネット上のセスジヒトリの画像を見ると、この部分に紋様はないのである。代わりに、黒い背筋の見えるスジモンヒトリがいるとの情報がチラッと目に入った。

そして、上の個体は、その黒い背筋の見えるスジモンヒトリだろうなとの結論に至った。

ところで、このスジモンヒトリに関しては、春から初夏かけて数個体に出会った中で、年何回羽化している蛾なんだろうとの好奇心を抱いていたが、今回、9月に出会えたことで、まぁ秋にも出現している蛾なのは、自分自身の目で確かめる事が出来た。

このスジモンヒトリに関する基本的な情報は、春に投稿したスジモンヒトリの記事に譲ることとする。

最後に、今回のスジモンヒトリの翅裏の方が見て取れる写真を貼り付けておく。(どうしても、光量の少ない場所で写したので、ピンボケになってしまった。)

ミイロカスミカメ Neomegacoelum vitreum (Kerzhner, 1988)

昨晩、我家の外灯下に来ていたカメムシの一種である。

大きさは、体長6ミリぐらいであったであろうか。

種名は、ミイロカスミカメ。

ミイロの意味は分からないが、安直に考えると、ミイロ(三色)で、このカメムシも主に赤色、黒色、茶色の三色から構成されているように見えるので、そのミイロ(三色)から来ていると思いたいが、まんざらハズレでも無いのではなかろうか。

クヌギやコナラ等を吸汁する習性があるとのことである。

生息分布の方は、国内は、本州以南……九州近海まで。海外の生息分布は、韓国には生息しているようである。